心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

深い山の中、自分がどこに向かって進んでいるのかを知るために…

九州地方のみなさま。

今回の台風は無事過ごせているでしょうか。

水害が続き大変だと思いますが、被害が最小限にとどまっていることを願っています。

 

週末講座の参加者のみなさま、おつかれさまでした!

心理占星術基礎講座2回目、心理占星術実践読み講座3回目、そして心理ホラリー&コンサルテーションチャート講座2回目と、占星術の基礎、構造を理解し、それを「生きた学び」「現場で使える技術」というのを目指す学びを重ねていきました。

積極的な疑問、質問もたくさんいただき、充実した時間を送ることができた一方、心理ホラリー&コンサルテーションチャート講座では、私も盛り上がりすぎてしまって、本邦初公開の新しい技法などをガンガン紹介したりと、情報量かなり多めで皆さんをびっくりさせてしまったなーと少し反省。

本当に使える情報満載なので、動画を見直しながら、1か月、しっかり復習してみてください。

 

今、古典ホラリーがすごくブームのようですね。

古典の学びは、エッセンシャルディグニティやアクシデンタルディグニティといった、天体の象徴の在り方を再考するのに驚くほどたくさんことを教えてくれる一報、古典ホラリーのテクニックは、ともすると「テクニック重視、クライアント不在」の感じがしてしまい、これまでは、結局、当たらないか、もしくは現場での満足度が低いか、現場でまったく使えないと言われることが多かったようですが、古典の技法こだわらず、古くからある知識やテクニックを現代に活かす方法さえ身につけてしまえば、現場力NO.1のテクニックになってくれること間違いないしなということなのです。

 

先日、ある男性のビジネスパーソンの鑑定をさせてもらったとき、コンサルテーションチャートの良さを上手に表現していただいて、「そうそう、そんな感じで使っていけばいいんだ」と私もコンサルテーションチャートの良さを再認識するに至ったわけです。

 

学生時代山岳部だった彼は、私のセッションを山登りの地図に例えてこう言ってくれました。

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nicoさんの鑑定を受けると、自分が山登りのどこを登っていて、どこの方向に進んでいけばいいのかを地図のように的確に教えてくれるんですよ。

山って登っていると、途中で必ず自分の進んでいる道がわからなくなって、正解なのか間違っているのか、このまま進んでいけばいいのか、別の道があるのか、そういうのを知るためには、山は絶対に地図が必要で。

ビジネスとか人生も、そういうものだと思うんですけど、その時にnicoさんの鑑定が役に立つんですよ。

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本当にそうだ。

山を登っていると、一本道なんてことはまったくなく、道は踏みしだかれ、木が茂り、「あれ?こっちの道で合ってる?」とかって言いながら、道に見えないような道をひたすら行くしかない。

突然雨が降ったり雪道になったりして、視界が悪く、道が見えなくなるなんてこともしょっちゅうある。

 

人生もまったく同じだ。

ご機嫌に道を進んでいると思ったら、あっちの道が気になりはじめたり、こっちの道が魅力的に見えたりして、自分の進んでいる道が”よい道”に思えなくなってしまったり。

自分の体力を考えず、最初からはりきりすぎて途中で進めなくなったり。

 

その道で合っているのか、

今後、どのようなコース取りで歩んでいけばいいのか、

ペースはどうか、

チームとしてはどうか、

何を持って、何を置いていけばいいか、

 

人生という孤独な道のりの中で、時にアクセントとして、道標のような、GPSのような役割をするもの。

山を登るのは本人だし、荷物を背負うのも本人で、その代わりをすることはできないし、そもそも山道=人生は、いいときもあれば、悪いとき=ハードな道のりも当然ある。

楽な道ばかり選んでいたら、結局どこにもたどり着けないし、山を登っていると、つらい体験こそ鍛えられるし、自信につながる。

 

古典にあるような読まないチャート、うまくいなかないチャートなどという診断は人生にはできないので、”今”目の前の状況を的確に理解し、今の状況を乗り切るための課題ややり方を考えていき、持続可能な人生のサポートをしていく。

 

そういったことが、このコンサルテーションチャートを利用する意義になっています。

 

これから、どんどんとチャートを読んでいきます。

目の前にいる人が、自分の力で歩んでいく勇気と自己信頼感をサポートできるようなリーディングを目指し、モリモリ勉強していきましょう!

第3回目もお楽しみに!