心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

個人を生きづらくさせている本当の原因は何だろう…

週末は、新たな職業占星術パーフェクトマスター講座が始まった。

最近、職業占星術によるカウンセリングの依頼もとても多い。

 

2020年1月の職業占星術イベントから「自分を生きる 人生をつくる 働き方プロジェクト」というのを立ち上げ、従来の職業占星術の技術を刷新、新しいメソッドや考え方を導入し、ここに来てようやく、ずっと釈然としない感じというか、自分の中にあった疑問に少しずつ答えが出せるようになってきた。

 

個人を生きづらくさせている本当の原因は何だろう…

 

先日の火星ワークショップ・牡羊座逆行期、職業占星術パーフェクトマスター講座1回目、タロット実践読み勉強会でも、その辺について、長く話をさせてもらった。

 

個人が個人らしく生きられない大きな理由は、占星術的象徴を用いて言えば、「木星土星的イメージに縛られたままでいる」ということ。

月、水星、金星、太陽、火星といった個人天体は、自分らしく生きたくでうずうずしているのだが、木星土星は、本来、自分の幸福とは関係のないイメージでその人物を縛りつける。

 

成功、モテ、バズる、

年だから、女だから、お金がないから、

人には優しくしなければ

こんなことを言ってはいけない

無駄のない生活

スポーツは身体にいい

早起きは三文の徳

自分らしく個性的に生きる

あるがままに生きる

 

毎日、あらゆるところでどこかの誰かが、自分の考えなのか、誰かに聞いた考えなのか、「こうあるとすばらしい」「こうあるべき」という言葉を発信する。

それに感銘を受け、実践しようと頑張るのはまだいい。

一番よくないのは、できなかったときにできない自分を責め、自分を信じられず、無力を感じ、すっかり自分を諦めてしまうことだ。

 

自分は「本当は」どんな人間になりたいのだろう、なりたくなりのだろう。

 

ここ数か月たくさんの方の鑑定をさせていただき、また自分自身を人生を振り返り、自分を活かすとは、

 

人と比べることなく、社会のイメージに振りまわされることなく、できない言い訳ではなく、できることで満足できるような、そんな人生をつくることだと改めて実感した。

 

そのような自分が自分らしく生きる、働くことができるとしたらどのような在り方が可能なのか。

どうしたら、木星土星のイメージから解放され、個人を生きる勇気が持てるのか。

それを講座や勉強会やワークショップなどで一緒に考えていけるような、そんな機会をつくっていきたいと、いま強く感じています。

 

次回の火星ワークショップ・牡羊座第3期では、この木星土星の話をたっぷりしていこうと思っています。

 

個人を生きるために木星土星とどう決別し、その後、個人をよりよく生きるために木星土星とどう再接続するか。

そのとき、火星はどんな役割を担当するのか。

 

天空では、木星が順行に戻り、仮設のような内閣が動き出しました。

土星も29日に順行に戻ります。

木星土星は、ここから一気に次のサイン目指して進んでいきます。

 

これからの未来を恐れることなくいきれるよう、占星術の在り方も一緒に考えていけるといいですね。

 

nico