心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

ソーラーアークとは、今の自分を超えていく「成長の機会」である

それがしみじみわかった、日曜日開催した「時を利用する ソーラーアーク勉強会」。

参加者のみなさま、おつかれさまでした!

 

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ソーラーアークのみならずトランジットを含め、時を「利用」できた実感がありません。時に振り回される感覚もそれほどなく、リンクしている感覚が少ないのかも思います。

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開催直前に、動画参加者のFさんからこのようなメールをもらい、では、一体どういうことを話ししようかと真剣に考えたなりの答えを少しは話しできたかな、どうかな。

 

勉強会、研究会は、今、持っている技術を再確認し、より高めていく機会でありますが、教える私自身もやはり同じで、もっと汎用性のある、もっと使える手ごたえのある理論、または技術を探っていく機会として勉強会、研究会があるわけですが、今回は、大いにそれができたかな、そんなふうに感じています。

 

時を受動的に体験する例としてイモトアヤコさん、時に押されるようにして意思を持つ例として杏ちゃん、また意思を持って自分を成長させるという例として草間彌生の渡米時、前澤さんのZOZO退任時、山本太郎の国政進出などを見て、それから持ち込みチャートなどで、では一般の人が仕事や結婚、自分自身の人生に行き詰まりを感じ始めたとき、本人の中で何が起こっているのかを見ていきました。

また、キューブラー・ロスの受容と冥王星のトランジットについて、かなり時間をかけて理解を深めたり、また木星の陰の体験——乞食の姿をした神さま——など、おなじみの考え方を用いて、時とは何か?好機とはなにか?というのをどちらかというと哲学的に考える時間も設けたりしてみました。

 

結論を言えば、ソーラーアークやトランジットで示されたタイミングというのは、結局、今の自分を超えていく「成長の機会」であるということ。

ということは、つまり既存の人生を壊していくことになるわけだから、それは苦しい体験に決まっている。

それは太陽や金星、水星が形成するタイミングであってもそうだ。

隠されていた太陽のエネルギーを意識化させるため、消費に使われていただけの金星にもっと自覚を持たせるため、それを超えさせようという体験がやってくるのは当然だったりするのかもしれない。

 

もしも、このタイミングで自分の人生が変わった、今の自分を超えられた、大きく成長できたという実感を得ることができたら、それこそ人生にとって重要な意味付けとして、「あのときの苦しい体験があったから…」という語るべき体験になっていくのかもしれません。

 

なにせソーラーアークのタイミングは、一生に一回しか来ないものですから、のんきに、気楽にというわけにはいかない。

キラキラしたステキな体験を想像していたら、タイミングというのは一生つかめない。

「一世一代の機会」をつかむには、今の自分を超えていく不安と闘うことが前提になるということです。

 

意志あるところに道は開けるではないですが、今回は、そういったイメージでソーラーアークのリーディングに取り組んでみました。

成長に向かっていくのか、保留にするのか、その姿勢がソーラーアークの実感となるということですね。

 

あんまりおもしろかったので、来週の火曜日勉強会でもやってみようと思います。

気になる方、次の告知をお待ちください。

 

次回は、ソーラーアークの復習と共に、トランジットを計画するというのをやろうと思います。

課題が出ていますね。

それをぜひやってから、次回の勉強会に臨んでみてください。

こちらもまた改めて告知します!

 

では、今日の残りの時間も元気に過ごしましょう!

 

nico