心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

パーシビアランスは無事着地し、ここから壮大なプロジェクトが始まる

とにかく、今、火星は大人気だ。

各国がこぞって探査機を火星に送り、火星において様々なプロジェクト任務を遂行しようとしている。

 

「パーシビアランス」の着陸は、過去の火星軟着陸の中でも最も複雑なつり下げ方式。

ヘリコプターも搭載されており、これまでの宇宙探査の歴史の中でもかなり画期的なプロジェクト。

その成果は、今後の惑星探査のあり方を変えるとも言われている。

だからこその「パーシビアランス=忍耐」。

今の時代にふさわしい探査機の名前だ。

 

そういえば、今日、まだ火星サイクルシートだったころのニューズレターに火星探査機の記事を書いたことをふと思い出した。

2017年3月10日の記事。

あの時も、ちょうど火星が牡牛座期だった。

内容はこんな感じ。

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2015年9月にNASAが火星に大量の水を発見し、有人探査計画、移住計画まで発表され、「占星術的にもこれから火星が重要な天体になるだろう」と、講座やワークショップでくどくど言ってきました。

 

おそらく皆さんも、これからは今まで以上に個人のサバイバル力が問われる時代へと突入するのだろう、.そんな印象を持っているのではないでしょうか。

 

個人経営・フリーランス・週末起業等、働き方も多様化し、意欲やアイデアさえあれば、広い世界に個人を押し出していくことができる。メディアやSNSを使えば、新しい扉をどんどん開くこともできる。それらは火星力のテーマでもあります。

 

しかし、占星術業界は火星に対していまだ凶星の印象 -- 男性的で攻撃的、暴力的といったイメージを拭い去れないでいます。健全な火星力というのを育てることに積極的に取り組めないまま、未来に対し、受け身で消極的な向き合い方しかできずにいるのです。

 

NASAが送り出した火星探査機は「スピリット(勇気)」、「オポチュニティ(新しい世界へと開かれた扉)」の名前は、シベリアの孤児院からアメリカに渡った当時9歳の女の子がつけたものです。

今こそ、私たちも火星に対し、(恐らくかつてそうだったように)おひつじ座=火星としてのフロンティア精神を燃やし、未知の世界へ向けて勇気と希望を持って歩もうじゃないか、そのような期待を込めて、この火星ワークシートを開発したのでした。

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今、火星は新たなステージに立った。

2020年、各国は我こそはと自国の最新の科学技術を争うように探査機を火星へと送った。

 

コロナやなんやで内向きになっているところに飛び込んできたニュース。

これが「今」を生きるための火星的な姿の一つであることを思い出させてもらった。

 

自分の持っている技術を利用して自分なりの未知を目指すこと、そのチャレンジ精神。

そして、ただ目指すだけではなく、そこから新しい情報なり、知識なりを探査し、新たな未来の糧にする努力をすること。

 

そこまで壮大でなくても、自分なりの未知なる探査を始めてみてもいいかもしれない。

今日、私も新たなプロジェクトを発案し、少し計画を立ててみた。

顔が未来を向くと、おのずと姿勢もよくなる。

 

ちなみに、パーシビアランス=忍耐は、火星の大好物の一つ。

火星は、山羊座でイグザミネーション(高揚)するのだ。

 

この道をゆけばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる

 

まあね、だから忍耐強く、歩みを続けるのが探査機の任務、そして、私たちの内的火星に求められるのも「忍耐の力」ということになる。

 

ということで、また新たな気持ちで火星探査を続けましょう。

 

nico