心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

「働く」を考えると、ホロスコープの偏りも欠点もすべて個性になる

今週末は、職業占星術パーフェクトマスター講座が連続して開催されますが、職業占星術のチャート分析は本当に面白いですね。

毎度わくわくする。

特に、皆さんが課題として出してくれる著名な方のチャート分析、このパートが特に好き。

それぞのチャート、それぞれの人生の個性豊かなことといったら!

 

「働く」という観点でホロスコープを分析するとどんな象徴も、すべてが能力として肯定され、個人そのものを生きる原動力になっている。

ネガティブな特徴も、というよりネガティブが特徴こそが個人の代名詞となり、その個人をいきいきと輝かせている。

ホロスコープに示された象徴が余すところなく個人の生き方に寄与されている。

だから、「働く」を考えるのは面白いし、確かに、この分析は子育ての考えにも使えますね。

 

でも、よく考えてみたらそりゃそうだ。

自分のホロスコープだもの、苦手だとか、大変だとか言ってられない。

90度しかなかろうが、火のエレメントがなかろうか、文句言わずに使い尽くすしかないのだ。

むしろ、90度や180度といったハードアスペクト、また45度135度のマイナーアスペクトの「できない」というコンプレックスは、心理占星術的には「やりたい」「ほしい」の裏返しなのだから、それはやり切ってみるしかない。

 

またユング的考察にもあるように、「ない」も欲求の一部ですから、まあそこに示されていても、示されてなくても、ホロスコープにはちゃんと能力、個性、欲求がはっきりと描かれているということです。

 

そんな分析を、今週末、2つの職業占星術パーフェクトマスター講座でやっていく予定です。

金曜日の職業占星術パーフェクトマスター講座も続々ユニークな面々のレポート――今回は、「1リットルの涙」の著者・木藤亜也さんのチャート分析も届いています。

25歳という短い生涯の中でのドラマがどのようにチャートに示されているのか、ぜひ丁寧に読み解いていきましょう。

Iさん、どうぞよろしくお願いします!

 

そうそう、前回の職業占星術研究会の動画の感想が届きました。

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遅ればせながら、先日の「生き方・働き方研究会」の動画を見ていろいろ感じたことご報告させていただきます。

 

「生き方・働き方研究会」の感想について。

動画の冒頭に先生が皆さんに質問されていた、「生き方・働き方として大事にしたいと思っていることは何か?」「仕事とはあなたにとって何か?」について。

 

私の場合、この世に生まれてきた意味や喜びを体現する方法や場であるとともに、世界を自分なりに認知して肯定するためのものかなと思いました。そして世界を肯定することはアドラーの「共同体感覚」という考えにつながっていくのではないかと思います。

適切な言葉が出てこなくてすごくもどかしいですが、こういう頭の中にある考えをきちんと言葉にして伝えるということもこの研究会を通じてどんどんやって成長していきたいと思っています。

 

そして録画を見ながら何度も「あー、私もリアルタイムで参加したかった。」と思いました。

こうやって後からメールで先生に感想を伝えたり質問するのとはまた温度感が違うというか、その時ならではの臨場感というか、みんなの相互作用というか、その場を共有する楽しさみたいなものがあるだろうなと思いました。

誰かの発言から別の誰かが何かを思いついてまた発言する…そしてまたその新しい発言がきっかけとなって…みたいになれば研究会らしくていいですね。

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Tさん、次はぜひリアルタイムで参加してください!

 

子育て研究会でも話したのですが、研究会の面白さはナラティブにあります(本当は講座もそうだと思いますが…)。

世の中のほとんどのものには正解なんてものはなく、本来、個人の価値観や信念に基づき選択されているのだと思いますが、時々、自分の考えなりを口にしてみると、「あれ?私ほんとうにそう思って行動してたのかな?なんかちょっとしっくりこないな」なんてことが多々あり、無意識のうちに、社会や周囲の人の価値観に染まっていたりして。

 

だから、その違和感に気づくために、時々、声に出して考えを伝える。

そうすると、自信のない答えは自信のない声として表現されるはずですし、思った以上に堂々と伝えられたときは、自分にとってきっと腑に落ちていることだと思います。

そうやって、声にして自己確認する、それがナラティブの良さ、研究会の良さですね。

 

ということで、次回の「生き方、働き方研究会」は3/28(日)になります。

内容等は、また改めて。

 

そうそう、昨日は久しぶりにベルギーの画家パトリック・ジェロラの家に遊びに行ってきました。

新作(大作!)が本当に素晴らしく、アーティストとしてのクオリティを保つ方法、苦労話なども聞かせてもらい、

パトリックの妻ともみさんが作ってくれたベルギー料理もおいしすぎと至福の時を過ごさせてもらいました!

 

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以前、パトリック宅でアートイベント(蟹座ナイト!)をさせてもらったのですが、「あの夜は楽しかったねー」という思い出話もぽろぽろ。

コロナが落ち着いたら、またパトリックの作品を見ながら素敵なイベントができるといいなー

パトリック、ともみさん、素敵な時間をありがとうございました!

 

nico