心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

占星術の象徴表現はアート 生みの苦しみを体験し、世界を広げる

art…自然の模倣、人工、芸術(活動)、美の創造、美学、人文科学、(特定な分野の)技術、技巧、技、術、(技巧が必要な)職業、手仕事、(優れた)能力、技能

昨日のとことんミッドポイント!勉強会、おつかれさまでした。

まさに技術の極み!とも言えるようなクリエイティブで、豊かで奥深い象徴言語が飛び交う空間となりました。

昨日の勉強会で阿木燿子が「港のヨーコヨコハマヨコスカ」の歌詞を作成できた理由を見事に表現してくれたAさんが、先日の生き方、働き方研究会にこんなコメントを寄せてくれました。

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昨日の研究会も濃厚な時間で楽しかったです。

いつも講座中は頭フル回転で考えるのに必死で気づかなかったんですけど

振り返ってみると、占星術の学びにおいて

すごいところまで来ているように思いました。

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本当にそうだと思います!

最近の講座では、占星術の象徴表現はアートという言い方をしています。

占星術の”術”は、技芸=アートの”術”だということです。

だから、一朝一夕にはいかないし、そのチャートごと、新しい作品として象徴を生み出していかなければならない。

10天体、12サイン、12ハウスという道具を使って、自己を獲得していくための成長の物語を読み解いていく。

親や環境から与えられた人生、または何もないと感じている人生、または自分自身からも阻害された人生を飛び出し、”自分自身”になっていく人生、そのドラマを一つ一つ理解し、象徴言語を生み出していくのですから、それはたやすいことではないのがわかります。

占星術の象徴を言語化するのは、いつ、どのタイミングでも苦しいし、難しい。

ましてや現場で生きている人を前に、その人が必要としている言葉にたどり着くこと、そしてそれを表現することには不安も大きい。

けれど、その不安を引き受けて、勇気を出し、果敢に象徴を生み出していくことができれば、そこにはこれまでとは違う景色が待っているのだと思います。

だから、ミッドポイントのリーディングもハーフサム的な〇〇軸(成功軸、恋愛軸、死の軸)とかいうあんちょこに頼らず、生きた人の人生に沿って象徴をカスタマイズしていく。

もちろん、3つの天体の複合的な意味を考えるのは難しくもありますが、昨日の勉強会のようなあのような豊かな成長のドラマ、個性や魅力の理解に触れることができるなら、木星/冥王星は成功軸とかいう人間を小さな象徴の木箱に押し込める必要はないと感じるはずです。

昨日のミッドポイント勉強会、あんなにワクワクするなら、またやりましょう。

「港のヨーコヨコハマヨコスカ」の作詞の意味も、水原希子さんの勇気も、石岡瑛子さんを成功に向かわせたエネルギーも、戸川純さんのあやうい魅力もちゃんと個人天体からミッドポイントの流れの中に美しく描かれているのを分析することができました。

そのあと、一般の人のチャートを読み、個人の持つ可能性に触れられたのも流れ的によかったですね。

たくさんの人たちが参加する勉強会のいいところは、普段自分が触れることのない興味の刺激に触れることですね。

そうやって、「よく知らない人」を知る努力、それも勉強会の練習の一環になるはずです。

こちらは水原希子さんのホロスコープ情報。

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こんな記号だけで人生を読み解くことができるなんて、実際、なかなかすごいことですね。

では、また来月の月イチ勉強会でお会いしましょう!