まずは、お知らせ。
ニコプラネットにこれまでの子育て研究会の記事をアップしました!
第一回目の「占星術と子育ての話」の座談会の様子、また前回の親子鑑定をしたときのオープンセッションの流れなども記事としてあげてあります(ふみさん、テープ起こしのサポートありがとうございます!)。
占星術を深めたい方、占星術を子育ての考え方に活かしてみたい方、ぜひ読んでみてください。
●第1回:こどもの可能性とは? ネガティブな見方を変えていく
●第2回:こどものホロスコープは取扱説明書?!家族内の力学を分析
研究会の目的はいくつかありますが、私も含め、「考える機会」というのをつくりたいというのがありました。
生き方について、働き方について、子育てについて、自分なりに徹底的に考えてみる。
誰かの意見を鵜呑みにしたり、流されるだけでなく、またただ反発するだけでもなく、正しい間違っているを精査するわけでもなく、その時、その時立ち止まって考えてみる。
研究会がそういう機会になればいいのかな。
よく、「私、考えすぎて答えが出ないんです」という人がいますけど、「考える」は「悩む」と違うというか、未来をよりよくするためのアイデアを出すことが「考える」だとしたら、現実をしっかり見つめるところから始めていくしかなく、それには悩んでいる暇はなく、だから考えるというのは、苦しいけれど前向きな作業であると思うのです。
そういえば、テープ起こしをしてくれたふみさんが、このようなメールをくれました。
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「いいところを伸ばして
個性を大事にする」
という話を聞いたときに、
憤りを覚えた。
という話をしましたが、
それについては、その後の
療育を通して、自分の考えを
あらためています。
どんなアプローチも万能ではなく、
その子の個性を見極めながら、
さじ加減を変えていく必要がある。
というのが
今の私の思いです。
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このメールには続きがあるのですが、ふみさんが自分なりに考え→人の意見にも耳を傾け、その後、自分の考えを新しく刷新させていくというプロセスは、まさに双子座→天秤座→水瓶座のステップだと思い、とても感動しながら読ませてもらいました。
これが正しい答えだ!というものにしがみついたままだと、結局、成長もなく、風通しも悪く、争いや断絶が起こりやすい。
柔軟に意識を広げたり、育てたりする、これが研究会の目標だなとしみじみ思いました。
ふみさんのコメントは、次回の子育て研究会などでも紹介したいと思っています。
いつも人生と真っ向から向き合う姿を見せてくれてありがとうございます!
ということで、次回の子育て研究会のお知らせです。
【研究会】思春期の進路をどう考える? 金星 火星の働きなど 心理占星術 子育て研究会 5月期
第3回目となる子育て研究会では、心理占星術をつかって、のお子さんの進路のお悩みをテーマに、どのように役立てることができるかを意見交換していきます。
前半は、わかなさんとの「最近の子育て事情」のトークを中心に、現在、参加されている皆さんの子育て事情、 お悩みを全体でシェアします。
その不安や悩みはどこから来ているのかを議論しながら、 心理占星術的な働きを参加者のみなさんで考えてみましょう。
今回は子供の成長における個人天体の働きーー特に、 金星と火星の働きについても考えてみたいと思います。
そこから、 子供のホロスコープからどんなことを読み取っていきたいか、 いちばん知りたいことは何かを確認していきます。
後半は、サンプルチャートをみんなでリーディングしていきます。思春期のお子さんの進路のお悩みについて、分析演習を行い、 ホロスコープはどこまで子育てに役立つのか、 その可能性も探っていきましょう!
☟こんな方におススメです☟
・子育ての悩みをシェアできる相手がいない
・子育てにホロスコープを活用したい
・お子さんとの相性が気になる
・お子さんのネガティブな面ばかり見てしまう
・お子さん、ご主人との関係性に悩みがある
・鑑定の現場で役立てたい方
・ホロスコープ読みを学んでいる方
・心理占星術を体験してみたい方
日時: 5/7(金)10:00~12:00
金額: 2,200円
内容:
1. 子育て全般の話題をシェア
2. 占星術の構造と子供の成長についてー金星、火星を考える
3. 実例チャート演習ー思春期のお子さんの進路
※参加条件:一緒に情報収集やデータ分析などをしてくれる方、 自分の持っているリソースを共有し、 子供たちの未来を一緒に考えてくれる方
意見やアイデアを積極的にお寄せいただける方のご参加をお待ちしております!
お申込みはこちらから
先日、わかなさんと研究会の打ち合わせをしました。
先月も話題になりましたが、占星術の子育ての現場は、どうしても母親の安心が中心になることが多いです。
セラピーとして、母親の安心をまずは取り戻すというのは大事な作業ですが、一方で、それが河合隼雄氏の言う「クライアントの悩みを歌にしない」という考えも重要になってくる。
また、12サインという魔物からも子供を守らないといけない。
先日も勉強会で「水瓶座は冷たい」というハラスメント発言が飛び出しましたが、例えば、お子さんのクールにふるまうその奥にある温かく情動的なエネルギーが理解できなかったら、いったい何のための心理占星術なのかわからなくなってしまう。
そんな話をわかなさんともポツポツしてみました。
まだまだ始まったばかりの会ですので、皆さんと多くの考えをシェアできたらと思っています。
皆さんの参加を楽しみにしています。