心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

みんな世界を変えたがる。でも自分を変えようとする人はいない。

ここまで降り続くと雨が心からこわくなってきますね。

安全なところにいても、このまま続いたら、すべてが失われてしまいそうな気になる。

 

昨日、YouTubeに動画をアップしたのですが、さっそく生徒さんから「短い動画でしたが、先生の「カウンセリングの心得」の動画が役立ちました。ありがとうございました!」という連絡をいただきました。

こちらは、職業占星術パーフェクトマスター講座の中のモニター鑑定のための心得としてお話ししたものになります。

 

つびーが作成してくれたYouTubeの説明にもありますが、

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占星術の技術をクライアントにどのように伝えるべきか。

クライアントが理解できる、自分事として受け止め、体感として納得してもらうためには何が必要なのでしょうか。

 

ネット上に情報があふれる今、「月と冥王星コンジャンクションがありますね、この意味は~」と解説しただけでは、クライアント自身の実感と結びつくことがないまま、ただ話を聞くだけに終始してしまうでしょう。

 

これは、非常によく見かける占星術家の態度であますが、

①「あなたは●●な人です」という決めつけ、

②ただただクライアントに同調する、

いずれかのパターンに陥ってしまいがちです。

 

心理占星術の技術を用いてカウンセリングをする意義のひとつは、クライアントが回避しているように見える不愉快な問題、不都合な真実を見出し、それを成長や前進のために乗り越えるべき課題として提示することにあります。

実際、非常に難しいことではありますが、占星術家という第三者の立場だからこそ提示できる話題です。

 

占星家には、技術と対話で見出した象徴を、その場で相手にあわせて組み立て直す技量が問われます。そこで発したメッセージが、クライアントの人生に組み込まれ、活用できるようになってはじめて、カウンセリングが成功したといえるでしょう。

この動画では、陥りやすい占星術家の態度パターンを例に、カウンセリング現場での心構えをお伝えしています。

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8分ほどの短い動画ではありますが、よかったら現場での態度を考えてみる機会にしていただけたらうれしいです。

 

 

今日のブログのテーマは、イスラエルパレスチナのラッパーがそれぞれの言語で相手に対し、互いに抱く偏見や率直な思いをぶつけ合う「ぶっちゃけて話そう」というラップの紹介記事で見つけた言葉。

 

みんな世界を変えたがる。でも自分を変えようとする人はいない。

 

これは、今のこの不寛容な時代にとって必須の態度と言えるだろう。

 

彼らは第2弾を作成中ということらしいが、そこで、「政府を非難するよりも、自分たちの行動をどう改善できるか?」という根本的な問いが投げかける」ということらしい。

 

本当にそうだ。

もう〇〇叩きみたいなのは飽き飽きだ。

行動もせずに、遠巻きに文句を言うのはもうやめにしよう。

自分にできることを精一杯やっていこう。

 

心理占星術の目指すところのひとつ、

 

個人がそれぞれの課題を解決しながら、自分の人生を余すところなく生きられるよう、そのうえで他者とともに支え合いながら生きられるよう支援していくこと。

 

明日の実践読み講座の課題である指なし筆師ごわすさん(鹿児島のMさんご紹介)の言葉ではないですが、

 

人生一度きり なにがなんでも 自分に生きる

 

をやっていれば、〇〇叩きの暇も、自分を嘆き悲しんでる暇もないですものね。

 

ということで、明日も実践読み講座、職業占星術パーフェクトマスター講座となっています。

みなさんから、素晴らしい課題、よい質問等たくさんいただいています。

 

明日もたくさんの自分、人、社会、生き方、働き方について考えていきましょう。

明日、よろしくお願いします!

 

nico