子育て研究会と3つの実践読み講座、週末講座にご参加のみなさま、おつかれさまでした!
最近、子育て研究会で得た知見をいろいろな講座で披露することが多くなってきている。
今回の3つの実践読み講座でも、個人天体5天体と子どもの本質の話、親子、子供と先生と言った関係性の話など、子育て研究会の場にのぼったテーマや話し合いの内容がなんと充実していることか!
それくらい、参加者みんなが真剣に向き合っている会であることを、私自身とてもうれしく思っています。
2021年4月に発足した子育て研究会ですが、まだよちよち歩きの会ですが、これからも一回一回の集まりを大切に、占星術と子育て、子供の心象風景、しつけ等々に向き合っていけたらと思います。
皆さん、どうぞよろしくお願いします。
今年一年を通して私が思っていることは、一つに親の期待や思い込みで子供を見過ぎてしまったとき、その認知のゆがみが問題を引き起こしているのではないかということ。
子供に注意を払っているように見えて、実は、その認知のゆがみのせいで解決すべき課題から遠ざかり、子供のあるべき姿、本質からどんどん遠ざかってしまっているのではないかということ。
「こうあってほしい」「こうであるはず」という期待、思い込み、親の理解の及ばない個性がふと目の前に現れたとき、「子育てってなんて大変なんだろう」というショックや失望を引き起こすことになるが、実際、子供たちは、むしろ淡々と自分のチャートを生きていることもある。
今回の子育て研究会での娘さんもそうでしたが、降りてくるわけないところから滑り降りてきて、そのような状況で言うわけないことを言い、予想もつかない反応をする。
そして、自分の育て方の問題か、子供の難しい性質の問題かと問題を内在化させて悩みを深めてしまう。
ネイタルチャートに点在している情報は、どうとでも読むことができる、だからこそ、ナラティブセラピーの視点をもって、つまりオルタナティブストーリーをチャートの中に探すことによって、見えてこなかった子供のユニークな魅力に気づき、子育ての意識を変えることができるのではないか。
心理占星術的分析、ネイタルチャートと子育て、ナラティブセラピー、この辺の組み合わせはとてもいい効果を生むのではないか、この1年を通して、そのような手ごたえを感じ始めたところです。
今回、家族のチャートを提供してくれたKさんからコメントをいただいています。
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子育て研究会、ありがとうございました!
アドバイスが具体的で納得できて改めて心理占星術の考え方は子育てに役立つもので、凝り固まっている親の考え方を柔らかくしてくれると思いました。
これまでは娘の「地」の強さや水星逆行にばかり注目して、どちらかというと娘の未来を不安に感じてしまう解釈をしていました。でも「火」の部分にフォーカスし「体験型でチャレンジ精神旺盛な個性的な子」というような読み方をしてもらうと娘を見る目が変わりました。
私は心配性ですが見方を変えると心が軽くなり、娘の大切な資質に気付かせて貰いました。
他にもハッとするアドバイスがいろいろとあり、自分では気づけないこれらの視点がこれから子育てしていくときにとても大切なものになると思います。改めて心理占星術の考え方や技術は素晴らしいなと実感しました。
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Kさん、ありがとうございます!
まさにこの「娘を見る目が変わりました」がオルタナティブストーリーということですね!
後日談として、
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先日の内容を主人に伝えたところ
早速今週末帰ったらボルタリングに連れて行く!とはりきっていました
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これなら安全な環境でチャレンジできる!まさに代替案!
これがうまくいってもいかなくても、子育ての中に新しい視点、新しい選択肢を増やすことができる、という意識がいいと思います。
その他、参加者の皆さんから、いつものように感想をいただいているのでご紹介。
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『心理占星術は、もっと子ども達のためにも使えるはずだ!何が出来て、何が出来ないのか探ってみよう』から始まった研究会でしたが、回を重ねるごとに、子育てに対する自分の考え方の偏りや、それがゆえにチャートの読み方にも偏りがあったことに気づき、だいぶ以前とは視点が変わったように思います。
今年一年、たくさんの刺激をありがとうございました!
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自分と全く別の人格だと客観的に知ることで、子供との距離感はかなり変わってきますよね
占星術は、子供の見ている宇宙(世界)を出生図が教えてくれているので、親は自分の世界と違うことを知ることができる、便利な道具だと実感してます。
子供の火星金星で本質を知り、家族の力学で水星を使う、改めてなるほどと思いました・
しばらくマイブームになりそうです。
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ありがとうございます!
2022年も、「子育てはこうあるべき」「子どものチャーとはこう読むべき」ではなく、
そういわれているけれど、本当はそうなのだろうか?
という子育ての常識をホロスコープの構造と共にいろいろな角度から話し合い、今を生きる子供たち、今を生きる大人たちにふさわしい利用の方法を考えていけたらと思っています。
皆さんのメールにも書きましたが、
大人も子供も、
個人を生きるということ、
社会を生きるということ、
時代を生きること、これらの折り合いをつけながら成長していくことが大切になります。
2022年も皆さんと共に、そういったことを考える研究会を進めていけたらと思っています。
ということです。
研究会の中でMさんが、「生きづらさを感じている子供たち、自分をうまく出せずに苦しんでいる子供たちがどこかにいる。そういう子供たちのために何ができるのか、この子育て研究会はそういうことができる会だと思った」とおっしゃってくれました。
「生きる」「生き抜く」「生き続ける」ために子供も大人も必死ですが、そんな中で心理占星術は何ができるのか、2022年も皆さんと共にそんなことを話し合っていけたらと思っています。
会のテーマ提供、サポートをしてくれているわかなさん、文字起こし、サイト作成のサポートをしてくれているふみさん、その他、noteやブログ、SNSで紹介してくれている皆さん、いつもありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いします。