子育て研究会おつかれさまでした!
子育て中のお母さんは、どうしても世界が狭まりやすくなる。
お母さんだけじゃない、こんな時代は誰だって意識が内向きになり、事あるごとに手詰まり感を覚える。
そういったときの弊害ななにか?
その対処法は?
占星術の構造から考えると、どんな説明ができるか?
そんな話からスタートした今日の子育て研究会。
このような日常の小さなテーマもホロスコープの構造(エレメント、モダリティ、ハウスのネットワーク)を使うと、俄然、イメージしやすいですね。
今日の子育て研究会は、結局、ふたを開けてみれば、「火星サイクルをつかって、各々にとって健やかなシステムつくる」がテーマでした。
特に、皆さんが抵抗を感じた、「制限」という言葉。
制限こそが、健やかさや個性、安心感を作り出すという考え方。
子供にとって心地よい制限とはどのようなものか。
モチベーションが下がらず、集中力を発揮する制限のシステムとはどのようなものか?
では、モチベーション、理性、意欲に横やりを入れるのは何か?
なぜ大人も子供も自己嫌悪の感覚を持ってしまうのか?
たったこれだけ、こんな単純な仕組みなのだけど、もうほんと火星サイクルのシステムってすごいね。
自由にやらせたい、
子供の好きにやらせてあげたい、
あれもだめ、これをやれとコントロールばかりしている、
だからこそ、「制限」という言葉にアレルギー反応してしまうということでしたが、集中力の続くシステムって本当に人それぞれなので、人生をかけて自分に合った集中力の在り方を見つけていくしかないわけですが、でもまあ、「何でもあり、制限なし」という環境では創造力を発揮するのはまずムリだし、選択肢を広げすぎたり、可能性を広げすぎたりしたら、子供の不安やストレスは計り知れないという話。
正岡子規、草間彌生、ロナウド、タモリや坂口恭平などのつわものたちの話が出ましたが、彼らの共通項は「制限」「制約」でしたね。
マジシャンのカードの机を設け、太陽のカードの塀を設け、みずからに制限をかけること。
その制限のある世界の中で、創造力を維持し、自分にとって健やかにいきる環境をつくり上げていくこと、それがこれからの時代に必要な能力ではないかということです。
子供にとっても大人にとっても、本当に大事なシステムです。
ぜひ、今日の動画を繰り返し視聴して、自分が最大限発揮できるステージの作り方、
「できない」という自己嫌悪を少なくし、「できた」と思える小さな枠組みの作り方をマスターしてみてください。
それができれば、タモリのように「反省しない人生」を送ることができます。
なぜなら、人生の中に、やり残し、持ち越し、先送りがなくなるからです(これも火星サイクルのテーマになっていますね)。
ということで、今日は、私にとっても永久保存版の子育てのお話し、年度が替わる4/1にお話しできてよかった!
次回は、今日お話できなった私が考える「個性化」のお話をしていくとともに、「お母さんの問題が子育てに影響を与えるのではないか?」というお話をしていこうと思います。
お子さんがいる方も、いない方も、心理占星術を学ぶ、伝える上で、人の成長を考えるのはとても大事になってきます。
よかったら、ぜひ子育て研究会に参加し、皆さんと一緒に自分なりに考える機会を持ってみませんか?
ということで、子育て研究会、次回もどうぞよろしくお願いします!