昨日、基礎講座を終了したTさんから、こんなメッセージをもらった。
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夜の山道のように先の見えない世の中になってしまいましたが、
基礎講座を受けてからは、懐中電灯と地図をもらったような心強さがあります。
知らなかったことを知っていく作業がとても楽しいです!
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学びは、まさにそのような効用があると私自身も信じています。
避難用バッグの中に本を何冊か入れています)が(定期的に入れ替えてる、これがあればきっとつらい時の道しるべになる、そういった支えになるもの、まさにタロットカードの隠者の杖が学びかのかもしれません。
ということで、火星サイクル手帳ユーザーの皆さん!いよいよですね!
いよいよグランドフィナーレです!
皆さんと共に歩んできた道のり、長いような短いような2年の旅が一度幕を下ろします。
実は今、次期火星サイクル手帳のテキストにようやく手をつけ始めたところなのですが(おそい!)、今回は、その中に「サイクルとは」というテキストを掲載する予定なのですが、やっぱりいいですね、サイクル=円環って。
終わりがあれば始まりがある、
できなかったことは持ち越せばいい、
いらないものは手放せばいい、
そういった諸行無常的なものは、本来、占星術の持ち味かのかもしれない、テキストを書いていて改めてそう思いました。
だから、魚座ももちろん終わりであり、はじまりでもあり、そして人生の通過点でもあり、そんな諸行無常感をみなさんと一緒にする、それがサイクル手帳の面白さの一つだなーと感じています。
ということで、火星サイクル手帳2020のグランドフィナーレの内容ですが、前回の水瓶座もそうなのですが、水瓶座、魚座までくるといい話があまりないんですよね。
ここまでどう生きたか、どういう考えで進んできたかで中身がぜんぜん違う話になってしまう。
ここまでくると人それぞれ、だから水瓶座、魚座は個性化なのですね。
余計なものを抱え込み過ぎた人は手放さなくちゃならないし、
足りな過ぎた人は無力感を抱え込むし、
奢った人は鼻っ柱おられるし、
弱者は鬱屈した気持ちでイライラするし、
作用反作用の法則がいろいろ働いて、それはまあ複雑ですし、たいてい、その人の問題点が露呈してくるわけです。
通常の12サイン占いでは、水瓶座や魚座をそこまで複雑に解釈しないかもしれませんが、考えてみればわかりますよね、人それぞれ違うので、だからたくさん言葉が必要になってしまうのです。
今回は、そこをちゃんとお話ししてみたいと思っています。
でも、その複雑さの中でも普遍的なテーマや、やらなくちゃいけないことは一応決まっているわけです。
魚座は水エレメントで柔軟サイン。
この定義をしっかり考えていけば、とりあえず「魚座期のテーマ」は見えてくると思います。
が、そこにぶら下がっている魚座のネガティブなテーマを見極めて、それをしっかり理解しておくこと、それができれば、魚座期は上々です。
魚座期ワークショップでお話ししたいのは、最近、子育て研究会でも話題にした、人間の成長と発達について。
ヨコの成長とはどういうものか。
それを火星的エネルギーで獲得するとはどいうことか。
また、やはりこれも子育て研究会でお話ししたことなのですが、
こんな時世だからこそ、「発達とは単純に幸福を求める姿勢ではなく、深い幻滅とともにある」という魚座・木星・海王星的価値をじっくり考えてみたいですね。
もう、幻滅しかないですよね。
内も外も、実際、本当に幻滅することばかり。
でも、この幻滅が原動力にもなるわけです、というか人は愚かな生き物だから、夢ばっかり見てたらだめなのです、幻滅という原動力を使わないと、世の中が退行していくしかない。
自分の人生もそう。
調子に乗らずに自分の人生を見つめ直すこと。
それが大事なときもある、それが魚座期ということです。
そういったふるまいの先の先に、いわゆる魚座の夢見というテーマが浮上してくるわけです。
グランドフィナーレ!とかいいながら、楽しい話はあまり出てこないですが、みんな薄々わかっているはずですから、今回の火星サイクルワークショップ・魚座期は、このような話でいったん幕を下ろし、そして次への準備としておきましょう。
◆開催概要
4/15(金)19:30~20:30(60分)
ZOOM開催 火星ワークショップ 魚座期
金額:1,650円(税・手数料込)
ライブ参加、録画視聴がお選びいただけます。
※録画視聴の方には、終了後24時間を目途に視聴URL をお届けします。
※ライブ参加の方にも、YouTube視聴URLをお届けします。
内容
深い幻滅の中から、どのような夢を引き出すか
次期火星サイクルに向けて、今、どのようなふるまいが必要なのか。
よいスタートを切るために必要なこと、あれこれ満載でお伝えします!