今月もなんとか書き終えました、2022年ニコプラネット秋分号。
来週9/27(火)に月イチ勉強会で恒例の四季図読みをやるので、やや情報を出し惜しみつつ、いまさらながら思ったのですが、風エレメントってほんと「知る」「理解する」がデフォルトなサインなのだなということ。
理解するために、人を求め、自由を求め、人生を求める。
たとえば双子座の太宰治も天秤座のオスカー・ワイルドや坂口安吾も、水瓶座の夏目漱石も、それぞれにややこしく生きた。
そういう姿がなんだかとてもいとおしい。
では、2022年のニコプラネット秋分号の赤ペン12サイン占いから。
☞赤ペン12サイン占い 2022 天秤座 | 心理占星術の学び場┃心理占星術家nico
今回も力作ぞろいでしたが、牡羊座担当のヤエさんのテキストをチラ見せ
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周囲からの反対やら妨害やら軋轢やらがあるからこそ、自分が本当は何をやりたいのか、何になりたいのか輪郭がはっきりしてきて、「よし、オレの気持ちはホンモノだ」っていう確信が固まっていく…そういうものなんじゃないのか?と忌野清志郎は言った。
〈中略〉
ロックミュージシャンになりたいと言った清志郎は周囲からの100%の反対が幸福なことだったと今は思えると後に言った。心に芽生えた反骨精神がアナタの輪郭を濃く太くしていくのだ。
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あーカッコいい。
清志郎にかかったら、どんな苦難もロックですよね。
読んでいてあまりにスカッとしたので、秋分はロックな気分で。
やっぱり時々、清志郎とか注入しないとダメですね、ほどほどに大人しく、小さくまとまってしまう気がします。
私がこの清志郎の言葉に反応したもう一つの理由は、9/19(月)にはじまったホラリー&コンサルテーションチャート講座の冒頭でもお伝えしましたが、「では、結局、吉凶ってなんなんだ」ということだと思うのです。
占いの吉凶ってすごく近視眼的というか、質問のごく手前のところで答えを出そうとすると思うのですが、清志郎の言葉「周囲からの100%の反対が幸福なことだったと今は思える」とかって、長く生きてみないとわからない話だったりするじゃないですか。
心理占星術は、こういう「やってみなければわからない」「生きてみなければわからない」ことに関してサポートすることを大事にする技法だと思うわけです。
それゆえ、清志郎の言葉は、そういったことを日々考えている私の未来にも光を当ててくれたということです。
ヤエさんありがとうございました!
で、星宙予報。
☞nicoの星宙予報 2022 天秤座~過剰に期待をしない冷静さをもち、未解決の問題を解消する | 心理占星術の学び場┃心理占星術家nico
星宙予報もそうですが、最近、なんでもかんでも小アルカナカードを使って説明することが多いですね。ちゃんと言葉で説明すべきなのだと思いますが、タロットカードってほんと言葉以上のものを伝える力を持っているのでついね。
ということで、天秤座の季節に小アルカナ7のカード。これ以上説明する必要もないくらいですが、どんなことを意識したらいいのか、ぜひ本文で読んでみてください。
または、9/27(火)10時に月イチ勉強会で恒例の季節図読みやるので、こちらでまたじっくり秋分の期間について考えてみましょう。
今回は、先日のブログでも書きましたが、やっぱり土星のことを考えたいなー
この前も失われた30年の話をしたのだけれど、やっぱりだからこその土星、または山羊座冥王星。最近、この辺の話ばかりしていますが、どんなオチになるのか、ぜひお楽しみに!
☞【勉強会】秋分スペシャル、四季図読み&ホロスコープの中での月アスペクトの捉え方・その2
長くなってきましたが、最後は今月の言葉・ヨーヨー・マ。
☞2022 天秤座の言葉 ヨーヨー・マ ┃自分を知るために、あらゆるものから遠く離れ探求を続ける
言葉は、こちらの映画からの引用になります。
この映画は、仕事で行き詰ったときに現実から逃避するために観る、私にとっての処方箋みたいなものです。
もともとラッチョ・ドローム(インドからスペインまでのロマの旅)のようなロードムービーが大好きなので、この映画に流れている音楽は、まさにドンピシャなのだけど、私にとっての癒しポイントは、登場している音楽家たちの背負っているものの大きさや、それでも前を向いて音を奏でる姿勢。
そして、もちろんヨーヨー・マの「考える人」の生き様がいい。
結局、答えなんてどこにもないのかもしれないけれど、自分が納得する生き方は見つかるかもしれない。
そういう希望を感じる映画でもあります。
ということで、芸術、文化の秋。
金星の季節らしく、ヨーヨー・マを倣って、「文化と文化が重なる。そこから新たなものが生まれる」を楽しんでみようかな。
皆さんもステキな天秤座期をお過ごしください!