心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

【月イチ勉強会】月のアスペクトは、その人の生き様を示している。月に根差した物語を人生の中でどうつくっていけるか

 

まずは、恒例の四季図読みの後の、恒例のわかなさんの感想から。

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いや〜四季読みは面白いですね!
以前は四季図のチャートを刻印されたものとして見ていましたが、前後の動きを考慮にいれるというのが、iPhoneのライブフォト(シャッターを切った前後1.5秒が映る仕組み)みたいだなって思いました。

この前後を考慮に入れる立体的な読みかたが面白くて、つい引き込まれちゃうんですよ。

それにしても土星の話は、うなずくばかりです。何年も蔑ろにしてきた食、動、眠を見直して、ライフスタイルを改善したいと思います。

月の話の方は、
これまでの『月なんて仕事に持ち込むな!』から、『仕事は月だ!』にアップデートしました。毎度、毎度、良き刺激です。

それにしても、自分のことって自分では分かりにくいものですね。月は、自分で輝いているわけじゃないので、人から光を当ててもらわないとわからないのかもしれませんね。

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実は今回の四季図読み、私にとっても新しい試みでした(といってもこれまでもちょいちょい登場した読み方ですが、はっきりとホラリー的な読みを披露したのは初めでですね)。

固定されたチャートではなく、「秋の3か月はどうなるか」とホラリーチャートのように質問を立て、生きた物語として読んでみました。

そうなると、ミューチュアルレセプションがどのように崩れていくのかが面白いですよね。

実際、国葬前後のドラマ、日銀の為替介入といったMCのが顕著に出ているように読めるのではないでしょうか。

 

今回の月のアスペクト読みもそうですが、出生図でも四季図でも、チャートを宿命的な命盤のように読むのはやや時代遅れのような気がするというか、

 

確かにそのような逃れられない運命はそこに描かれている

けれど成長と共にそのとらえ方を変え、生き方を変えることは大いにできる

 

このように読むと、その人の努力の方向性や獲得してきた個性、その人だけの力強く、美しい物語が浮き彫りになっていることも同時にわかるわけです。

 

ということで、今回の勉強会では月のアスペクト読みを通して、皆さんと「アスペクトが固有性として育っていく物語」というのを共有することができたのではないでしょうか。

 

わかなさんも書いてくれていますが、月は、最初に獲得していく固有性であり、だからこそ、仕事や活動を通して、特に「役割意識」を通して、そのモチベーションが維持され続けていくのではないか、今回のライブ参加の方からシェアしていただいた月のアスペクトを読みながら、そのように思うに至りました。

 

みなさんからこんなに素敵な月のエピソードが出てくるなんて思いもよらなくて、私自身もびっくりしていますが、この感動をしっかり現実におろし、その固有性を読み方のバリエーションとして根づかせたいと思うので、次回も月のアスペクト読みをやりましょう。

 

月をトラウマとか欲求と読むだけではなく、その人を支えている固有性と活動や役割に向かっていく原動力と読むことができるという理解が根づいたら、心理占星術の世界はもっと豊かになりますね。

 

あーたのしみ!

 

次回、一人でも多くの方の月アスペクトを読んでみましょう。

次回は10/25(火)10:00になります。

また近くなりましたら詳細をお知らせします。

 

nico