心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

10/1(土)火星・双子座期スペシャル企画 ライティング講座「表明する(manifester)という語には、手(main)が含まれている」

いよいよ始まります。

火星サイクル手帳ユーザーのための特別企画「ライティング講座」。

お申込みいただいた方々からたくさんの声が届いています。

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・伝わる言葉や文章力を身に付けたいと思っていました。しかしどこから入ればいいのかわからず、本を読むぐらいしか思い付かず何となく入口が見つけられないままでした。こんな講座を作ってくださり感謝です。


・  話したり書いたりすること自体はすごく好きなのですが、感情が溢れて支離滅裂になることが多くて、目的やターゲットを絞りよりわかりやすく私の言葉が届けることができないかと思っていました。基本が学べるなんてすごく嬉しいです!楽しみにしています!


・  セッションでお喋りするのは得意だけど、占星術のように目に見えない世界のことや、感覚を文章にするのが苦手で毎回躓くので。このような勉強はした事がないので、文章の勉強をしてみようと思いました。


・  文書を書くことについて、学びたいと思っていました。ダラダラと書くのではなく、短い言葉や文章で人に想いを伝えたいと考えています。このようなタイミングにワークショップの企画をしてくださり感謝しております。


・  自分の頭の中にあるものを書くことで言葉にし、伝えられたらと思ったので。


・  自分の気持ちを言語化する事、表現する事を学びたいと思った為

・  物心ついたときから書くことを生業としたい思いがあったのですが「ちゃんとやらなければ」という気持ちが強くなり、いつのまにか書くことを純粋に楽しめなくなっていたので、もう一度書くことの楽しさを取り戻したいです。  それから、書くのに物凄く時間がかかるので、スピーディーに書ける技術も学びたいです。

・  これからブログなどのsnsを通して自分の価値観や世界観を表現していきたい。自分の知識や考え、思いを文章にするときに、うまく整理が出来ず、すごく時間がかかるので技術などを学びたい。

・  「書くための基本知識や考え方を身につけたい方」とのフレーズに興味をもち、受講を決めました。

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言葉を扱う=水星というのは、人間にとっての生きる力、環境適応能力であり、また所属を獲得するための不可欠なツールであるはずなのに、なぜ言葉を扱うことに不安や苦手意識があったりするのだろう。

 

占星術では、双子座=水星の部位として腕=手が対応しているが、これは「手に職」の手、道具としての手のことです。

 

また、私は3番目のサイン双子座とタロットの3番目のカード「女帝」を対応させています。

その意味は、「表明する=マニフェスト」。

今日の表題になっている「表明する(manifester)という語には、手(main)が含まれている」というのは、まさに双子座的な表現ということになります(他では聞いたことないかもしれませんが、nicoの心理占星術ではそう解釈しています)。

 

「表明する(manifester)という語には、手(main)が含まれている」は、先日亡くなったゴダール「映画史」の中で引用されていた思想家ドニ・ド・ルージュモンの言葉。

 

精神が真なるものとなるのは、

その現前を表明するときのみ。

そして「表明する(manifester)」という語には、

「手(main)」が含まれている

 

あー

もうまさにまさに!

太陽の、または木星を代弁するものとして水星の機能させなければ、私たちは何を語るというのだろう?

 

ということで、ライティング講座。

大げさに書きましたが、自分を知るいい機会になると思います。

火星はこれから双子座で逆行します。

一度立ち止まって、自分の言葉=双子座=水星を見つめ直してみるのはどうでしょうか。

【火星・双子座期スペシャル企画 ライティング講座】

開催日時:10/1(土)、10/15(土)、11/5(土)、11/19(土)

時間:20:00~21:30

一括払い:22,000円
毎回払い:5,800円(×4回=23,200円)

火星サイクル手帳セットプラン:26,580円
火星サイクル手帳(4,400円)+講座料(22.000円)+ 送料(180円)=26,580円

☞詳細はこちらから

 

せっかく触れたからゴダールのことを少し。

ずっと神話のような存在の人だったから、亡くなったというニュースを見たときは、「あー」と思った程度だったけれど、時々、ふいに喪失感に襲われて、「なぜ死を選んだのか」についてぐるぐる思いをめぐらせたりしている。

 

私に「言葉」の持つ美しさや力を教えてくれた先人たちは数多くいるけれど、ゴダールは間違いなくその一人だ。

 

Elle est retrouvée.
Quoi ? L'éternité.
C'est la mer allée
Avec le soleil.

みつかった
何が?
永遠が
海が
太陽にとけこむ
(柴田駿訳)

 

この気狂いピエロランボーの詩はあまりに有名だけれど、つまりゴダールは世界にあふれたあらゆる言葉をこうして魔法のように扱っていた。

私にとっては、映像だけでなく言葉の魔術師だった。

その最たるものが「映画史」という映画だ。

かなり読み込まれているパンフレット

これは彼が影響された映像と言葉によって構成された全8章、4時間半のモンタージュ映画ですが、たくさんの詩、特に「目」と「手」を表現する言葉が数多く出てきて、脈絡があるようでないようで、とにかく言葉によって圧倒される。

 

写真は、若かりし頃のゴダール、そしてサルトルボーボワール

 

表題の言葉は、どのようなシーンで使われていたか、しかし言葉はしっかり記憶されている。

最後の不動サイン水瓶座は風エレメント。

最後は、言葉が。