心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

nicoPLANET射手座期号 道に迷ったら下山せず、上を目指す。苦しいからと安易な選択をすると、より惑うことになる

上記に書いた言葉は、私の射手座の鉄板ネタ。

射手座は、ホロスコープのもっとも高い場所を目指す9ハウスを担当。自分がイメージする「よき世界」を求め、己の限界と格闘しながら、ときにぴょんぴょんしながら、ときにふーふーしながら上を目指す。

それを私は、よく山登りに例えながら話をする。

山登りにはある程度の筋力は必須であるから、補完関係である双子座=水星を磨きながら、登る力を身につけていく。

山登りをイメージしてもらえればわかると思うが、自分が登ろうとしている山が今の自分の力量に見合っているのかどうかを見極めることは、山登りでもっとも重要な仕事となる。間違った選択をすれば、即、命取りとなるからだ。

だから、目標を達成したことがない人は、自分の力量に見合う山を登っていないからだと考えられるだろう。

 

登ってみた、 

無理だった、

自分自身に失望した、

もう山を登るのはやめようと思った

 

多くの人たちの射手座的山登りの体験がこうだ。これは、ある意味、命取りと言える。

チャレンジ精神を失うというのは、人生の輝きの3分の1を味わえないということだからだ(3分の1というのは、3つ幸福ホルモンの1つドーパミンを意識している。残り2つはセロトニンオキシトシンである)。これは生きる上で非常に悲しい話だ。

 

登る山と自分の力量をしっかり見定めることは重要なことなわけだが、その力量を知るため、そして筋力アップのために、小さな山を登る訓練を重ねるといい。ということで、射手座=木星のひとつ小さいサイクル、2年の公転周期を持つ火星サイクルで力量を知ることをお勧めしている。

 

前置きが長くなったが、こうして自分の理想とする山を見つけ、その頂上を目指すべく山を登り始めるわけだが、なぜか人は登れば上るほど、「本当に私に登りきれるだろうか」「あっちの山のほうがも私に合うのではないだろうか」「わたしには、この山を登る資格があるのだろうか」などという雑念に襲われるようになる。

 

これ以上登れないと思ったら、心を決めて下山するものもちろん英断の一つではあるが、もしもある程度、登ってきたにもかかわらず、自分が道に迷っていると感じたら、進む道が見えず、右も左もわからないと感じたのなら、ここは安易な下山は避けなければいけない。

 

遭難したら上を目指せというのは、山登りの鉄則である。道に迷ったとき、戻る道もわからず不安な状態のときは、安易に下る道を選ぶと遭難の確立が増える。下りの方が労力がかからないと思うかもしれないが、不安だから、苦しいからと安易な選択をすると、より進むべき道が見えなくなることもある。

 

もし、今、このタイミングで登り始めている山があるなら、せめて射手座期が終わるまでは登り切ってみるのはどうだろうか。

 

山を登るときの心がけの一つに、nicoPLANETの記事を参考にしていただければ嬉しいです。

では、2022年射手座期のnicoPLANETのご紹介です。

 

まずは今月の言葉から

☞2022 射手座の言葉 向田邦子 ┃社会的報酬から離れ、自由で開放された世界へと飛び立つ

今月は、向田邦子だけでなく、エミリー・ディキンスン、ウイリアム・ブレイクと3人の言葉をご紹介。

私の偏愛の人々を一気にご紹介。

ぜひ射手座の「小さき世界」をお楽しみください。

 

次は、赤ペン12サイン占い。

☞12星座占い 11/22~12/21 — nicoの赤ペン添削付き

マイルス・デイヴィスの言葉を引用してくれたヤエさんの記事もよかったのだけど、今月は、天秤座を担当してくれたみねんこさんの言葉を半分だけご紹介。

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12/8満月ころ、見方をずらし発想の変化を待つのがポイントです。目標をもって集め始めた中途半端な過去のコレクションを解体し、固定した意味から自由にして並べ直してみる。子供っぽくて、くだらないと感じるアイデアも楽しむように眺めると再利用の道が浮かび上がりやすいでしょう。在庫品に貼ってある記憶メモもヒントです。

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コメントにも書いたのですが、最近は、テキストに読みやすさ、わかりやすさばかりを求める風潮があるので、みねこさんの文章のように立ち止まって読ませる、そしてぐるっと頭を回転させて考えさせられる、そんなややこしい魅力に触れると、なんだかちょっとホッとしたりします。

 

お時間あるときに、ぜひ12人分のテキストを読んてみてください。

 

最後は、星宙予報。

☞nicoの星宙予報 2022 射手座~土星の30年と木星の12年、サイクルの意識を受け取る重要な時

どうしても水瓶座土星の話に戻ってしまう。人事的な問題があちこちで浮上しているのも、なかなか安定したシステムが出来上がらないのも、水瓶座土星的な課題ですね。

風エレメント、不動サインの水瓶座のふるまい「自然で、深い呼吸を意識すること」。

ぜひ、お時間あるときに射手座期の意識を一緒に考えてみましょう。

 

ということで、2022射手座期、ちゃんとやろーという意識が私的にはかなり高まっていますので、一緒にいい時期にしていきましょう!

では、素敵な射手座期を!

 

最近の驚きの一つ。

 

古い写真を整理していたら、ちびっこのガルシアくんの写真が。データの日付をみたら2003年って!

あれ?!ガルシアくん、18歳だと思ったら、19歳じゃん!

 

nico