昨日の子育て研究会は、いい時間でしたね。
なんとも豊かな気分になりました。
心理占星術的な学びもさることながら、子供たちがつまづきながら、悩みながら生きている様子、それを見守るお母さんならではの視点、そういった日々の営みから得られる生きた情報を通して、多くのことを学ぶことができました。
参加者の皆さま、ありがとうございました。
子育て研究会では、火星サイクルと子供の成長プロセスというのをテーマに、参加者のお母さんたちが火星サイクルに合わせた子供の成長を記録し、シェアしてくれているのですが、そこから見えてくる現象は、なんとも温かく、いじらしい。
なるほど、成長というとなんだか大げさなものをイメージしてしまうけれど、生活の中のささやかな出来事——一人でお風呂に入れるようになったとか、はじめて友達を誘って遊びに行ったとか——が子供を育てるものなのだなと、改めて思った次第です。
しかし、双子座期、または火星逆行期というのは、大事な時期だということは、何サイクルかの体験によって知ってはいましたが、今回このようにつぶさに観察してみると、個の目覚め、自立、成長、希望といったテーマにおいて、大人にとっても子供にとっても重要なサインであることがわかりました。
昨日の子育て研究会の中で得たキーワード
自分の力でこの状況を何とかしないとダメなのだ。
責任を引き受けていかなければならないのだ。
このように、生きる力が引き出される時期であるということが実感を伴って理解できました。
昨日のブログでも書きましたが、火星逆行・双子座期というのは、人や環境からの刺激を通して、苦しみながらも問題を自分自身で引き受け、自分らしい選択をしていくこと(小学生の人生からも、そのような力強い決意を見ることができましたね)を発見できたことは、占星術的にも何かしら意味があることなのではないかと思っています。
わかなさんがこのようなコメントをくれました。
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おはようございます
昨日ご参加のみなさま
おつかれさまでした!
子ども達の決意と大人達の覚悟の話、色々と聞かせていただきありがとうございました。ここ数ヶ月は、ホントに大事な期間でしたね!
昨日は、みなさんの雰囲気がスッキリと変わっていたので、研究会の後「みんな本来の自分に戻った感じでしたね」とnicoさんと話しをしました。
火星だけの影響ではないと思いますが、我が身の体験と、みなさんの双子座逆行期の話を重ねながら、改めて、『双子座=思考、言語、アイディア、コミュニケーション』という一般的な解釈だけでは、説明が足りなすぎる感じました。
『今のやり方ではダメだ!』『自分がやらなきゃいけない!』と気づき、そのためには、もっとこうしなきゃいけない、そのためには、もうこれは出来ないと取捨選択したのは、自分と家族が生きるために必要だったこと。
子ども達は、自分らしく生きるために決意し、大人達は、家族を援助するために覚悟し、それぞれがそれぞれの未来を作っていくために、また歩き出していく。
そんな動きとなった火星双子座逆行期は、生きるために決意し、やり方を変える(原点に返す)期間だったように思います。
ポリネシアに双子座にまつわるこんな話↓がありますが、双子座というのは、他者からの刺激で、『今のままではまずいに気づき、決意、覚悟、そして旅立つ』のサインなんですよね。
この物語では、母親が子ども達の人生を追い詰めてしまいますが、私たちは、自分の親や子どもを応援し、援助し、また頑張っていきましょうね
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双子座期は3/24までですが、それまで大事にこの時期を過ごしたいですね。
今回は、お子さんの5天体で長所と短所、過剰と不足のエネルギーの調整、何を価値基準にしているのか、どう所属をつくったらいいのか、陰陽のバランスの取り方などを見ていきました。
また、母と娘の関係性、娘の自立、自律の仕方をコンサルテーションチャートから考えてみました。
なんと盛りだくさん!
こういったあらゆるチャートの中から、子供が自分らしく生きようとする衝動を感じ取ることができて、大人の私たちも心を揺さぶられることになりました。
本当にたくさんのことを学ばしてもらいました。
子育て研究会は、これから隔月(奇数月)の第二金曜日になります。
次回開催は、3/10(金)10時です。
双子座火星・第3期をお子さんはどのように過ごしたのか、こちらのレポートも楽しみに待っています!
では次回もよろしくお願いします!