今日、Fさんから嬉しいコメントが。
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ブログを読みました。
私にとっての「無知の知」を
とても刺激される内容でした。
「自分の心の延長に未来がある、
未来は自分の認知が作っている」
とても素晴らしい考え方だと思います。
私も自分の言葉でそれを語れるように
なりたいなと思いました。
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Fさん、いつもありがとうございます。
今日のブログも「時」に関するお話し。
心理タロットの考え方として、78枚すべてのタロットカードに描かれた象徴は、人生においてどれも欠かすことなく必要な構成要素であり、必然な経験であり、避けて通ることのできない体験であるとしている。
だから、押しなべてすべてが重要なカードということになるが、大アルカナを順に教える際、Ⅹ運命の輪(または山羊座のカードの裏カードとして節制)、そして小アルカナの10の時点で一度立ち止まり、全体を見渡し、気持ちを整理してもらう、そんな時間を持つことを務めてやっている。
多くのタロット本や講座では、運命の輪も小アルカナの10もしごく単純に、かなり雑に説明されることが多いように思うが、魔術という意味においても、これらのカードは大事な意味を持っていると考えていい。
このカードの意味は、
今、自分が上り調子なのか、下り調子なのか、それを冷静に見極めることが大事だ
となる。
人生は、上がり調子の時もあれば下り調子の時もある。いつも上がり続けることもなければ、いつまでも下り続けることもない。上がったものは下がり、下がったものは上がる。至極単純だが、これが自然の摂理である。
このカードの警告は、この事実を忘れてしまうことにある。
上がっているときは上がっているときらしく、下っているときは下っているらしく振舞うことができれば、人生は基本、円滑に回り続けていくはずなのだが、なぜか人は、上り調子のときには引っ込み事案になり、下り調子の時に焦って空回りする。
なんだがいつも「時」とリズムが合わない。
時流がつかめない。
で、自分が今どこにいるのか、どこに向かっているのかわからなくなり道に迷ってしまう。
道に迷わないための知恵を身につけること。
これが時期読みパーフェクトマスター講座の目指すところです。
この円環の動きを把握するというのは、「術(=魔術)」において重要な知恵であると考えています。
そして、時期読みパーフェクトマスター講座では、まず、自分の今いる正確な位置を把握し、立脚点を定める、その視点を持つことから始めていきます。
上向きなのか、下向きなのかは、実際どちらでもいい。
「禍福は糾える縄の如し」なわけだから、誰であっても、どんな立場でも、上がり下がりの運動を、どちらも同じ分ずつ体験することになっている。
自分がいる場所が正確にわかっていれば、それに見合った対応ができるということになる。
だからこそ、シビアな視点が必要になる。よって円環の高い位置に「冷静さな思考」を示すソード(スフィンクスが手にしている剣)が描かれているということです。
未来を予測するのは無理だとしても、「今、私はどこに立っているのか」を理解することは不可能ではありません。
それをあの手この手で学ぶのが、この講座になっています。
ちなみに、このカードの話をするときだけは、W・E・バトラーやカルロス・カスタネダの話をせっせとしたりしますが、「時」を理解するという英知は魔術的なもの。だから、カードの四隅にテトラモルフなんか書いてあるわけです。
2/4(土)から第2部がはじまりますが、第1部は、
・トランスサタニアンの時代意識とは
・発見時のチャート、各サインの運行から考えるトランスサタニアンの意味と意義
・時代に合ったトランスサタニアンの象徴言語を考えてみよう
・著名人に教わる時期の捉え方
・個人史から見た時期の捉え方
こんな内容で半年間集中して時期を考えていきました。
なかなか充実した内容でしたね。
皆さん苦労しながらも、「どのような時期か」を言語化することに取り組んだわけですが、でも、本当にやってよかった!半年終わってみて、私もたくさんの宝を手にしたような気分です。
一番の収穫は、Oさんのトランジット海王星の使い方でしょうか。
なるほど海王星は、こんなふうに実際の人生を発展させるものなのだとわかったのが大収穫でした。
で、第2部は、ここから時期の提案をする練習へと入ります。
【時期読みパーフェクトマスター講座第2部 時を提案するの巻】
第1回 月相の仕組みを学ぶ
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● 12サイン占いのからくりとソーラーサインシステムによる運気の
【グループワーク】
過去1か月をの月相を振り返り、 自分が納得する言葉で月相の物語をつくる
ソーラーサインシステムで、 自分の太陽サインに沿った物語を考える
【課題】
①自分に向けた言葉で月相で物語をつくる
②自分に向けたを言葉で魚座太陽イングレスチャートを読む
③担当の12サイン占いをやってみる
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第2回 天体のイングレスチャート
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●受講者の2月の課題のレビューの振り返り
●そこから、「当たる」時期読みとは何かを考える
●各イングレスチャート(火星、木星、土星、天王星、海王星、 冥王星)を言語化する
●山羊座、水瓶座土星の時代とは
【グループワーク】
自分が納得することばで火星、木星のイングレスチャートを考える
【課題】
魚座土星の時代とは、自分にとってどのような時代になるか?
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第3回 四季図
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●四季図とは?
●パンデミック以降の2020年、2022年、 2022年の四季図を振り返る
【グループワーク】
「 2023年春分図は自分にとってどのような意味になっているのか 」を改めて話し合う
【課題】
自分の伝えたい相手(クライアント) に合わせて夏至図を提案してみる
ex.占いイベント、ママ友のお茶会、 女性のための生き方ワークショップ、 社内人事のためのコーチング、企業向けコンサルティング
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第4回 イレクショナル
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●受講者の課題を振り返り、四季図の提案を改めて考えてみる
●時期を発展的に使う技法として、 心理占星術的イレクショナルを学ぶ
【グループワーク】
コーチング的な時期の提案をやってみる
【課題】
相互鑑定でお互いの相談に応じた時期の提案をしてみる
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第5回 時期の提案ーー相互鑑定
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第6回 時期の提案ーーモニター鑑定
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めちゃくちゃ内容充実ですねー
これができるようになったら仕事の幅、広がりますし、占星術が楽しくて仕方なくなると思います。
いずれにしても、目指すところは、
今の立ち位置を正確に把握し、私たちは、どこから来てどこへ向かうのかを考えていくこと。
どんな時期にあっても、あわてず騒がず落ち着いて、良い時期も悪い時期もその時々に必要な対処をしていくこと。
「今」を理解するものは、運命を理解する
ということです。
後半戦のテーマは、「自分が納得する言葉で」になります。
当てる、当たる、当てた、当たらない、そういうことは二の次で、自分が納得し、自分にとって大切な物語を作ることができれば、同じような立場にいる人は、必ず同じ時を過ごしていると考える。
子育て中のママさんなら、子育て中のママさんに、仕事に追われた会社員なら、仕事に追われた会社員に、まずは自分の心に届く言葉を伝えていく、そんな練習をしていきます。
これができれば、少しずつ層を広げていく。
そのような練習をしながら時期を的確に読んでいく練習をしていく。
これが後半戦のテーマになります。
ということで、第1部を終えた皆さま、第2部もどうぞよろしくお願いします。
時期読みパーフェクトマスター講座にご興味を持ってくれている皆さま、ぜひ次の開催をお待ちください。