今日は10時から職業占星術の実践編、14時からは時期読みパーフェクトマスター講座第2部の3回目になります。
職業占星術のクラスは、引き続きクラスメート同士の相互鑑定。TさんがKさんを診断してくれます。
これまで落ちこぼれでハラハラすることの多かったTさんも、こんなに立派なレポートを提出までに成長しました。すごい!感動!
生き方働き方を考える職業占星術のクラスと、そして成長のプロセスを考える時期読みのクラスは、私にとって好奇心、探求心をかき立てられるような興奮と喜びを与えてくれる講座なのですが、この二つはまさに「心理占星術らしい」学びが詰まっているといっていいかもしれません。
nicoの心理占星術の一連の学びの最後にこの二つの講座があるわけですが、ここまでくるとテクニックやメソッドを学ぶのではないことがわかります。
マイナーアスペクトやミッドポイントを学んでそれで人の人生がわかるかというと、実際、そんな単純な話ではないかもしれません。
エニアグラムとかストレングスファインダーとか、その他、何でもいいのですが、そういった診断や分析だけでは片付けられないもの。ホロスコープに表示された象徴のさらにその先。その奥の方に潜んでいる人の「生」そのものというか、自分自身の「本性」「自然」に対する衝動のようなものをつかみ取っていく、そういったもどかしいけれど、非常に重要な作業こそが、心理占星術の目指す「技術」だと私自身考えています。
実際、この二つのクラスをやっていると、個人個人の「衝動」のようなものに触れる瞬間というものがあって、それがいつも感動的であり、生きる勇気や希望につながる感じがしています。
こういった学びの機会は、人生に何度も訪れるわけではないと思うので、皆さんお忙しい中だと思いますが、ぜひ一回一回の学びを大事にしてもらえたらうれしいです。
で、今日の時期読みパーフェクトマスター講座ですが、課題にもなっている魚座土星とはどのような時代か、水瓶座冥王星とはどのような時代かを皆で論じつつ、それが12サインそれぞれにどう働くのかを改めて考えていきましょう。
先日、月イチ勉強会で「心理占星術とは何か」というのをやり、とても活発なやり取りができましたが、その際、繰り返し出てきたのが「成長のプロセス」という言葉でした。コンサルテーションチャートやトランジットに示された象徴を「成長のプロセス」としてとらえたとき、その出来事が個人にどのような意味をもたらすのか、そんな話も出ましたね。
ユングの言葉を借りれば、
物事が自然に起こることを妨げない、それが叡智だ
ということになりますね。
天体の運行とは、まさに大いなる自然の働きであり、必然である。
そう考えたとき、このトランジットは、国/企業/個人にとってどのような意味をもたらすのか、どのような成長の機会を与えてくれているのか、そのように考えることは十分可能なわけです。
今日のクラスでは、この辺をじっくり話し合いながら、水瓶座冥王星、魚座土星について考えてみるのはどうでしょうか。
最後に今日のブログの表題になっているマルクス・アウレリウスの言葉をご紹介。
思い起こせ、君はどれほど前からこれらのことを延期しているか、またいくたび神々から機会を与えて頂いておきながらこれを利用しなかったか。しかし今こそ自覚しなくてはならない、君がいなかる宇宙の一部分であるか、その宇宙のいかなる支配者の放射物であるかということを。そして君には一定の時の制限が加えられており、その時を用いて心に光明をとり入れないなら、時は過ぎ去り、君も過ぎ去り、機会は二度と再び君のものとならないであろうことを。
時をうまく利用する方法、今日もじっくり考えていきましょう。
◆◆ お知らせ ◆◆
深くて広くて、、
無限大の世界に毎回、ほんとうに楽しすぎて
何度も何度も繰り返し動画を見ることで
日常の生活の中での様々な出来事に対して
受講前と後では、自分の世界感が
より鮮やかに大きく広がったように感じるほどです。
そして、自分を知ることで
今までとはまた違う視点で
物事を見ることができるようになり、
すべてが繋がっていること、
この素晴らしさを教えていただきワクワクが止まりません♪
Y.Uさま(北海道)
占星術の勉強は、占星術の教科書だけでは深く学ぶことはできません。
象徴は、生きた人間の実生活に落としてこそ、学びの価値があり、占星術の価値が生まれると考えているのです。
占星術の象徴をただの現象として捉えず、生きた人間の真実に近づける。
生きた人間の物語や成長過程、心の機微などを理解しながら、自分を知り、他人を知り、世界を知っていく。
それが心理占星術の学びの醍醐味になります。
来週から始まる「心理占星術基礎講座」で新しい学びの扉を開いてみませんか?
5/17(水)スタート!
平日・午前のクラスです
心理占星術 基礎講座