心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

ホロスコープに息を吹き込み、3Dモニターのように読むコツ① アスペクトを成長の物語として読む、そこには個人の「酸いも甘いも」が詰まっている

寒さ増す深夜の地震、怖かったですね。皆さん、無事に過ごされているでしょうか。

しばらく不安な思いは続きそうですが…

 

今夜20時からは、火星ワークショップ・山羊座期編です。

一進一退の状況が続く今期の射手座期。その理由は、以下のYouTube動画

『火星射手座期、ラスト一週間! やりたくないことほど自分にとって大切なこと

「どうなるか」ではなく「どうするか」』

でご紹介していますが、コメ問題もそう、対中関係もそう、ロシア・ウクライナの和平交渉もそう、わたしたちを取り巻く状況は良くなっているような、悪くなっているような。そのような中、残り1週間の火星・射手座期をどのように過ごしたらいいのかの提案をしています。

 

www.youtube.com

 

この「進んでいかない感じ」には何か意味があると思うのです。

簡単には進ませてくれない、何かしら熟考の機会を与えようとしているように思うわけです。

また今日は、ちょうど魚座土星と射手座の火星が90度のタイミング。

柔軟サインでの火星、土星の90度は、土星が双子座に入るまでしばらく体験できないですし、射手座も魚座も支配星が木星だと考えると、このアスペクトをどうにかうまく取り入れてみたい。では、どう扱えばいいのか。

そのような話も今日のワークショップできるかもしれません。

 

ということで、今日はアスペクトの話。

まずは、先日のホロスコープ実践読みクラスでの相互鑑定の感想から。

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しかしながら、いつも先生が読むと自分が読んだ時とは全然違う世界が広がって、3Dモニターのように立体的に全体が浮かび上がってきて、どれだけ勉強すれば先生の視点に近づけるのだろうと途方に暮れる気持ちもありますが、でもその分からなさがまた楽しいと感じる柔軟の私がいます

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昨日の相互鑑定 とても感動しました!
これぞ心理占星術の真髄というのを体感できて感無量です。

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自慢したいわけではなく、今日はホロスコープに息を吹き込み、「3Dモニター」のように読むコツについて考えてみたいと思います。

 

わたしの知る限り、多くのホロスコープリーディング、12サインやアスペクトのリーディングは、まるで判で押したようにありきたりな読み方が蔓延しているように見えるのです。

月と冥王星コンジャンクションを見ると、瞬間的に「あ、お母さんに苦労させられたでしょ」となったりする。それも本人にとって大事な実感だったりするのかもしれない。けれど、体験というのはそれだけではないはずです。体験にはもっと奥行きがあり、豊かな地平があり、斜め上や下がありと、あらゆる方向に常に揺れ動いているはずなのです。

ひとつのアスペクトの体験の中には、「苦労させられた」だけではなく、笑ったり、喜んだりした体験だってある。悔しがったり、怒った体験もある。愛おしさも寂しさもある。

だから、アスペクトというのは、あらゆる角度から象徴をスキャンし、それを「3Dモニター」のように立体的に映し出さなくてはならない。

そのように読むためには、型どおり一辺倒ではダメです。前から後ろから、右から左から、様々な角度から眺めてみて、今、その人に必要な言葉を引っ張り出さなければならない。

 

月、冥王星アスペクトは本当につらい体験しかしていないのか?

このアスペクトが喜ぶときは?悲しむときは?

このアスペクトの失敗体験とは?成功体験とは?

月、冥王星が勝ち取りたいものは?失いたくないものは?

こういった一つ一つのアスペクトの物語を個人の言葉と共につなぎ合わせ、ようやく立体的な世界が見えてくる。

ひとつのアスペクトにも、個々人の「酸いも甘いも」が詰まっている。「生」とは、決して通りいっぺんではない。

 

アスペクトとは、そのような限りなくドラマチックで繊細な作業だということ。アスペクトを読むというのは「〇と〇のスクエアはこんな意味」と当てはめて簡易に読むようなものではなく、ホロスコープの持ち主と共に「今、ここ」で一緒に物語を紡いでいく丁寧な営みなのです。

だから、「あ、自分の中にあったものが、今、なにか言葉として立ち上がってきたかも」となるわけです。

そして、そのアスペクトに光を当てる=言語化を進めることによって「あ、そのアスペクトを本気で生きてみたいかも」となってもらえればさらによし。

 

こんな素敵な作業をAIに任せてしまうのはもったいないし、この辺りは、まだAIにはできない領域だと思っています。なぜなら、同じアスペクトを持っていても一人として同じ体験をしている人はいないし、ここからどのようなものが出てくるのかは、本人もわかっていない、つまりアスペクトには、まだ光の当たっていない「未知」と「可能性」が詰まっているからです。

 

よく講座でデルフォイアポロン神殿の入口に「汝自身を知れ」と刻まれていた。つまり、自分を知るのはそれほど難しいことなのだ」という話をしますが、わたしたちはホロスコープというアドバンテージがあるのですから、せめてアスペクトは、あんちょこ(安価でお手軽な参考書)なんか使わず、自力で読めるようになってもらいたいものです。

 

ホロスコープ実践読みクラスは、相互鑑定が終わると、次は関係性の力学に入ります。ここからまだまだ学びは続きますが、ぜひアスペクト読みを物語をつくる練習、一つの教養として身に着けてもらえるとうれしいです。

 

ここからまた頑張りましょう!