心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

An Old Teacher Fails To Interest His Pupils In Traditional Knowledge

生徒さんも占星術の仲間も、みんなサビアン大好き。

ASCルーラーのサビアンは当たるとか、職業の傾向を読むのに使えるとか、サビアンのメッセージを伝えると納得して帰るクライアントが多いとか、みなさん使い方も様々。

この前の研究会でも、ASCのサビアンを読みつつ、レクティファイ的なことをしてみたりした。

ご神託的メッセージは不思議なパワーを持っているのは確か。

ティルはレクティファイをする際、MCのサビアンを参考にしていると言っていたね。

多くの占星術家を魅了するサビアン。

素晴らしい研究をしている人たち(すずきふみよし氏の次の発表を心待ちにしている人は多いね)がいるので、私はサビアンについては講座では触れないけれど、その魅力はとても理解できる。

もちろん、注意点もあるだろう。

あるアメリカのサビアンシンボルのサイトでは、「サービアシンボルを利用する際、私たちはビジョンを広げることを念頭に置く必要があります。焦点の狭い範囲で解釈すると、サビアンシンボルに内在する多くの重要な可能性の欠落につながるかもしれないからです」とある。

太陽系というダイナミックなエネルギーを照応させるのが本来の占星術の読み解き方だと考えれば、全体的解釈を抜きにはホロスコープは語れないのだけれど、やはりサビアンを利用しない手はないよね。

私の利用法は、1,2年先のプログレス太陽のサビアンを読み、人生の計画を探る方法など。

あとは、時々、気になるサビアンは読むかもね。

というより詩と同じで、サビアンは自分の感じたまま読むのが本来の解釈法だと思う。

昔やっていたのは、朝起きて、パラパラめくって、ぼんやりとそのサビアンのメッセージを頭で泳がせてみたりした。

気になる言葉はノートに書いて、その日一日をその言葉と一緒に過ごしたりして。

でも、私がいつだって思い出すのは、今日のテーマにもなっている、牡牛座16度のサビアン。

「年とった教師が、自分の生徒に伝統的な知識に興味をもたせることに失敗する」

これは、私の土星サビアンだ。

いつだって私の人生は、このサビアンの意味合いとともに歩んできたように思われる。

自分に対し、ダメ出しの連続。

私が若いころから禅に興味があったのも、このせいだったんだね。

私にとって生きることとは、禅問答の繰り返しだったのだ。

または…父親が私を育てるのに失敗したとか。

実は、今日の夢もそんな内容だった。

神社の境内(恐らく難波神社)で教えているのだけれど、子供とか外人とか、結婚式の客とかが講座に紛れ込んできて、講座をめちゃくちゃにしようとしている。

どなり声で講座を続けているのだけれど、生徒たちの耳には私の声は届かない。

象徴的に考えたら、まさしくこのサビアンの解釈がしっくりくるのだけれど、まあ、なんか失敗しちゃったんだなって、夢の中で納得してしまう。

そんなこんなで、今日はある生徒さんから講座のアドバイスをもらった。

私の盲点をつく指摘に、すっかり土星サビアン気分だった。

また初心からのスタート。

これを繰り返して、少しでも多くの人に満足してもらえる講座にしていきたいと思う。

時々、遅すぎることもあるけれど、日々成長していると信じてみたい。

なぜなら、私の月は水瓶座の16度。

作っては壊しをやるには最高の組み合わせでしょう?

こんなふうに自分をさらけ出すのは、秋だからだね。

明日から、また講座頑張ります。

すずきふみよしさんの大サービスのサビアン講座の動画はこちら

北原サビアンさんのつっこみ最高だね

あれ?

もしかしたら、すずきさんの水星も牡牛座16度だったっけ?

挫折…創造的な欲求不満の原理か…