心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

火星サイクル手帳は最後の1頁 26度ー30度のテーマは「受容」 魚座の意味合いと共に、この2年で体験した喜びも悲しみも、獲得した力もできなかった後悔もすべて自分に引き寄せて味わい尽くしてみたい

昨日の勉強会では、うっかり涙ぐんだりして、ついエモーショナルな出来事に心が揺れたりもしていますが、それでも火星サイクルは最後の5度の運行を始めました。火星サイクル手帳も最後のページになりました。

 

 

火星サイクル手帳ユーザーの方はご存じの通り、こちらは30度のサインを5度ずつに分割し、1-5度を陽=牡羊座期間、6-10度を陰=牡牛座的期間というように分けて、火星の進みと共に陰陽の感覚を実感してもらう仕組みになっています。

 

こちらの資料は新しい火星サイクル手帳のもの

最後の5度、26-30度は乙女座(魚座的)期間。その象徴の意味は「受容」です。サインの最後の5度は、基本的にそのサインでの体験を振り返り、腑に落とし、受容するという意味合いとなっています。そして魚座の26-30とは、サイクルの最後の最後、総決算ということになるわけです。

 

ならば、この2年で体験した喜びも悲しみも、獲得した力もできなかった後悔もすべて自分に引き寄せて味わい尽くしてみたい。どのような出来事も、自分の一部として引き受けてみたい。

 

彼が魚座生まれということも大いに関係していますが、魚座や記憶について考える際、私の頭には常にガルシア・マルケスの言葉がよみがえります。

 

人の生涯とは、人が何を生きたかよりも、

何を記憶しているか、

どのように記憶して語るかである。

 

この言葉は、昔こちらのブログでも取り上げましたが(ガルシアくんも!)

 

nicosmic21.hatenablog.com

 

この2年に自分が強く記憶した出来事、語り継ぎたい言葉をぜひ手帳に、またはノートに書きつけてみてください(語り継ぐというのも魚座の象徴ですね)。

「どこから来てどこへ向かうのか」ではないですが、次のサイクルへと進む理由が、必ずこの2年の記憶の中にしまわれているはずです。

 

皆さんは、最後のページにどんな言葉を残すのでしょうか。