昨日は、恐らく我々が生きている間では最後となる魚座での火星海王星のコンジャンクションを過ぎ、いよいよ火星は魚座の30度へ。明日、牡羊座へとイングレスします。
先日の生き方働き方研究会で歌手の中島みゆきと、政治とカネの上脇教授のチャートを読みましたが、二人とも火星と海王星が顕著に働いていましたね。
二人のチャートを読み進めるにしたがって、なんとも言えない爽やかさ、純粋さを感じ、「自分はそのように生きれていない」という気恥ずかしさと、そして「そうありたい」という強い思いを同時に覚えたわけですが、この感じ、毎回味わっているような気がします。余市ワインの曽我貴彦さんもチャートを読んだときも、チャートから土の香りを感じたものです。
自分を生きている人とそうでない人、その差、彼らのそのすがすがしさはどこから来るのだろうか。研究会の最後に「彼らは、他者の欲望から完全に解放されているのではないか」、そのように暫定的に結論づけてみました。
これは、「ジャック・ラカンによる「言語」」というセミナーで精神分析研究家の立木康介氏がラカンの言葉として紹介していた話からヒントをもらっています。
他者が欲望することを欲望しないことを選択する。
いやー本当にそうだ。本当にそう。火星海王星は、まさに哲学者の三木清の言葉を借りれば「虚無からの形成力」、ラカン的に言えば「他者が欲望することを欲望しないことを選択する」なのだ。
のっけから難しいっぽい話をしましたが、今日の火星ワークショップは、そんな話いろいろしたいと思っています。
◆開催概要
4/30(火)
19:00~20:00(60分)
振り返りトーク※希望者のみ
20:00~21:00(60分)
ワークショップ
※延長の場合はご自由に退出ください
◆金額
1,320円(税・手数料込)
ライブ参加、録画視聴がお選びいただけます。
【内容】
●火星とは何ぞや
●火星手帳の使い方
●今期の火星サイクルにおける生き方の技術
パースペクティブ、他者の欲望から解放されるという話
●蟹座、獅子座での逆行について
●牡羊座期の過ごし方 円安と火星サイクルの関係
できれば、前回、前々回とうまく火星サイクル手帳を使いこなせなかった方に来てもらいたい。
火星サイクル手帳なんて、誰も作っていないものなので、「火星」や「火星サイクルが」生きる上でとても重要なのはわかっているのだけれど、どのように提案したらいいか、試行錯誤し続けてきて、この手帳でようやく提案したいことが見えてきたというか、このサイクルでぜひもう一度一緒に「自分の力」を取り戻してもらえたらなと思っています。
ここからまた新しいサイクルが始まります。
はじまりを一緒に迎えられることを楽しみにしています!