心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

2025-01-01から1年間の記事一覧

木星逆行直前 木星は月と合 火星は射手座を運行中 「結局、わたしはこういう人間なのだ」そのような開き直りと自己理解が進んだら、あとは…

寒くなってくると星の瞬きがきれいで、夜空を見上げる度にうれしくなる。 今日の21:40の空。ちょうど月の出を迎えた直後に木星と合。黄道12宮では蟹座の月ですが、月のすぐ上には双子座のシンボルカストルとポルックスが並んでいますね。 チャートでみると…

レクティフィケーションという作業は、「人」と「時」の営みを深く理解しようとする、その努力の延長線上にある だから、本当に楽しく、本当に価値がある

ニューヨークが移民の子であり、民主社会主義者を名乗る若き進歩派の市長を選んだ。ゾーラン・マムダニの勝利は、ポスト・トランプの幕開けのようにも見える。 トランプ人気が急速に下落している中、実際、MAGAというスローガンはどこまで国民に響いているの…

火星は射手座へ こころの扱い、欲望の扱い、水エレメントの扱いに難しさを感じている人にとって大事な時期になりますね

高市政権が誕生して2週間。支持率アップが止まらないという。早々の外交デビューからはじまり、止まっていた政治が一気に動き出したような印象を国民に与えているのがその要因だろうか。 よくも悪くも政治とは人気商売であり、支持率であり、ムードが大事で…

今夜は火星ワークショップ・射手座期 今期の火星も射手座期まで来た!でも射手座って本当に難しい…少しでも自分らしいMCをイメージできたら…

今期の火星も射手座まで来た!なんと射手座ですよ!射手座! 蠍座の後は射手座だって頭ではわかっているはずなのに、毎回射手座まで来ると何となく焦ってしまう。なぜって次は火星サイクルも終着点の山羊座。今期の自分なりのMC=自分の理想にむけて、一歩一…

明日10/28(火)は月イチ勉強会 時事とイングレスチャート、高市首相のチャートから考える、今、必要な蠍座=冥王星とは?冥王星を克服することが今を生き抜くコツになる

高市さんが首相になり、株価は爆上がり、支持率も上々。期待感がグッと高まったところに6年ぶりにトランプ大統領が来日。高市政権、なかなかドラマチックな滑り出し。こういった流れを見ると、これが時代のニーズなのかと理解する。 「働いて働いて働いて」…

最後のトランジット魚座・海王星について少しだけ 期待、不安、違和感、最終的に不都合な真実を受け入れ、新しいはじまりを迎える

ここ数週間の目まぐるしい政局の動きを横目で見つつ、わたしには政治的な感性がまったくないなとしみじみ思った。腹の探り合いがあり、駆け引きがあり、権力に対する強い欲望があり、力争いの末、煮え湯を飲まされる者もあり。こういった政治的なドラマや動…

10/18(土)スタート!心理占星術基礎講座 なぜ心理占星術を学ぶのか ①「こころ」に構造=仕組みを与えることができる②自然の摂理である「プロセス」というのを身をもって理解することができる

10/9(木)に心理占星術基礎講座の平日クラスがスタートしました。新しい顔ぶれ、新しい学びにかなり舞い上がってしまい、いつも以上に飛ばし過ぎて皆さんをビビらせてしまいました…が、基礎講座って楽しい! 受講生の方からは、こんな声が届いています。 独…

2026年2月14日までにやるべきこと まずは弱い金星を受け止め、太陽=自分が射るべき的を再設定すること。どんなに小さくても自分の的なら、いつか必ず射ることができる

ここ数日、公明党が下した連立離脱という決断について考え続けていた。 今このタイミングでこの決断がなされたのはなぜだろう。 ちょうど高市新体制が発足した時期と重なったということもあり、高市総裁の対応が問題視もされたが、26年という歴史を考えても…

結局、金星と火星のバランスを取ることがwell-beingの近道であり、自他を傷つけることなく生きる努力である

と、その前に、少しだけ自民党総裁選の話。 総裁選が終わった瞬間は、これで「誰か勝つか予想」「誰が誰につくか予想」的なニュースを聞かずにすむという安堵感、そしてやっと政治をやってもらえるという安堵感を覚えた。 が、一夜明けてみると時代が逆行し…

10/9(木)スタート! 心理占星術基礎講座 「わかっているのは、わからないということだけ」だから、わたしたちは学びの旅に出かけ、「わかる」を探しに行く

もう10月だって? わたしの9月はどこへ行った! というくらい、あっという間に季節が変わり、世界の様子も変わっていた。わたしの知っているアメリカはどこへ行った? ちゃんと目を開けて生きているつもりなのに、知らない事、見えないもの、そしてわからな…

今日の生き方働き方研究会は天秤座&家族経営の関係の力学研究。象徴とはサインの裏と表、光と影が同居しているもの。12サインの折り返しに天秤座が存在している理由もここあるかもしれない

アメリカからお客が来ていた。20年ぶりの再会だったのだが、当時ティーンで恋人同士だった彼らはすっかり大人になり、そして美しい夫婦になっていた。 ワシントン大学で土木建築の教授をやっている夫に「日本の建築はどう?」と聞いたら、「日本の建築は手間…

秋分を迎える前に乙女座期をおさらい  土星、海王星が本格的に牡羊座入りする前の、魚座をさまよう最後の期間に、「時代の転換点」について少しだけ考えておく

前回の乙女座期の記事は「世界は解決すべき問題にあふれている」というテーマで書きましたが、皆さん、それぞれの解決すべき問題に向き合えたでしょうか。 これまでnicoPLANETで書いてきた星空百景☆おさらい編ですが、今回はブログで先出し。 では、乙女座期…

9/23(火)秋分の日は月イチ勉強会!前半は秋分図読み、後半は関係性の理解を深めるチャート読み 「ひとりでしにたい」時代の関係性の課題とはどのようなものか

昨日の心理タロット勉強会は、終わってみたら夜中の1時!ちょっとちょっと、みんなおしゃべりが過ぎる! が、タロットから学ぶことは驚くほど多いですね。そして、やはり昨日の手順で読んでいくのはいい。 まずざっと太陽のイングレスチャートを読む。今回…

火星ワークショップの補足① ノスタルジーとはなんぞや その感情をうまく利用し、出発する勇気を持つためには「自分自身の運命を握っている感覚があれば…」

朝起きたら、思いのほか涼しくてうっとりしてしまった。雨上がりのせいだろう。ベランダの植物たちもホッとしているように見える。いい気分。 今日は先日の火星ワークショップの補足。 火星ワークショップは、わたしにとって難しい仕事の一つ。火星が運行し…

9/16(火)は火星ワークショップ・蠍座期 いよいよ今期の火星力を試すときがきた!「感情」と「言動や態度」が一致しているかを確認し、陰陽2つの火星の力をバランスよく使う訓練をする

今期の火星サイクルもここまできましたよ。 9月22日、火星を支配星に持つもう一つのサイン蠍座期へと火星が移動。 ご存じの通り、今期の火星サイクルは蟹座にもっとも長く滞在したわけですが、この意味として、今の時代を生き抜くためには蟹座・月・水エレ…

【時期読み】石破首相は、なぜ今、このタイミングで辞任を決断したのか 結局、彼は何に失敗したのか

8日未明に皆既月食が見られたという。 日食が太陽を隠す現象だとしたら、月食は月を隠す現象。 太陽は権力者の象徴ということもあり、日食は古くから力あるものの失脚などに結びつけられたというが、では月食にはどのような意味があるのだろうか。昨日の石破…

土星は魚座へと逆戻り。そのとき世界は… 問題を探し出すこと。関係性の強化に乗り出すこと。気づかなかった問題に気づき、古い物語からの脱出を企てること。

トランジットっておもしろいなー だからやめられないんだよなー 牡羊座を後ろ向きに進んでいた土星が、9/1から魚座入り。 今年の3月頃から、事あるごとに「土星が魚座に戻るころには…」と口にしてはいたものの、実際そのときが来ると、「これがそれか!」と…

家族のwell-beingについて「すでにbeしており、まだbeが続く」ための現在分詞のbeingをさまざまなチャートから考えてみると…

今日は先日の勉強会の報告。 わたしは性格がぐずなので、物事を考え、整理するにも時間がかかる。 先日の月イチ勉強会は、たとえば魚座=海王星=12ハウスというのは、IC(双子座=水星=3ハウス―蟹座=月=4ハウス)から来る、その人にとって根幹となるテー…

8/26(火)月イチ勉強会  軍服から黒スーツへ、ゼレンスキー会談から半年を振り返る 落合陽一 自分が解決したいと思う小さな問題を探せ モニター演習:家族の関係分析からより良い生き方を見つけ出す

太陽は今日から乙女座入り。乙女座期とは思えないくらい暑い。 nicoPLa.net はたくさんの記事が上がっています。 自分の立ち位置の確認と、1か月の過ごし方のイメージづくりに、ぜひ役立ててみてください! そして、今日は月イチ勉強会のお知らせです。今回…

アポロンの竪琴・山羊座期は三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』 土星が牡羊座ポイントを行ったり来たりしている間に「落語とは、俺である」を考える

今日、紅谷さんからこんなコメントが届いた。 まだまだこの暑さが続きそうで、なかなに厳しい日々です。この季候の厳しも、私達の心理には大きく影響していますね。でも、出来るだけ明るさを求めたいなと、常に願っています。 本当に。これぞ、まさにデトリ…

戦後80年 2025年獅子座期「アポロンの竪琴」は…「柳田国男の仕事は、一言で言えば、近代の発展の中で急速に廃れ忘れられていくものを記録することであった」

先日、Aさんからこんなメッセージをもらった。 *** 8月になぜ原爆が落とされたのか。 8月になると、どうしてもそんな事を考え、獅子とは切り離せない何かが、そこに含まれているような気がしてしまいます。 強い部分が出ると、なぜかそれ以上に、隠れている…

火星天秤座期 刻々と移りゆく外部環境に自分だけの庭をつくる。たまたまの偶然の出会いを楽しみながら「少しでも広く、生存可能域を広げる」  天秤座前半戦 どんな出来事との出会いがあった?

やっぱりサイクルを生きるのっていいなー お約束みたいに、ちゃんとやって来る。「よし、さあ進もう」と思っても、ちゃんと「抵抗」のようなものがやって来る。理想が高すぎるのかもしれない。過去の記憶=ノスタルジーに足を引っ張れているのかもしれない。…

火星サイクルはいよいよ第3ステージ天秤座へ ここまでの道のり築いてきた「わたしの力」は、「わたしの自然」に合っているか否かを動きながら見極める

昨日の時期読みクラスでは、わたしがクライアントとなり現場の実習をしてもらった。 以前は、実践読みクラスの最終回で、わたしの鑑定をしてもらう時間を設けていたが、コロナ禍以降、オンライン講座になってからストップしていたので、受講生に鑑定してもら…

「語りだそうとするひとがいて、それを聞こうとするひとがいる場所は、それはやっぱり希望なのだと私は思う」

いよいよ明日は参院選。 2024年10月27日の衆院選の後の月イチ勉強会で、「来年の参院選の結果によって、これからの日本がわかる。だから、参院選後に日本の未来について考えましょう」とお伝えしたとおり。 明日の結果によって、トランジット天体の象徴の意…

子供のチャートを読むことの難しさとそのコツについて考える 必要なことは2つ ①子供の視点で世界を言語化すること ②チャートに示されたどのような象徴も成長の可能性だと考えること

大和総研が発表したコラムを読んで驚いた。 www.dir.co.jp ちゃんとデータを見て、ものを考え、話さないといけないなと改めて思う。そして、おそらく格差は思った以上に広がっていること。そしてどの世代にも取りこぼされている人たちがいること。明日は我が…

牡羊座ポイントにある木星、土星、海王星の話 7/5問題と参政党 『私たちはなぜ不安なのか』大きな物語を求め、さまよう人々と選挙の話

参院選投票まであと一週間。 参政党の躍進を見るにつれ、ヤバい時代になったんだなとつくづく思う。 ヤバいっていうのは、つまり今の政治のへなちょこさがヤバいということだ。 昨日のブログで取り上げた2025年『世界』7月号の特集「私たちはなぜ不安なのか…

トランジット天体とはなに目指す――「あるべき姿」「本性」が軌道からズレているとき警鐘を鳴らしてくれる 乙女座火星はなに目指す―――環境、状況の変化と共に移りゆく自分を楽しむ 自身の揺らぎを味わう

ようやくブログを書き始める。 ここ最近、講座や研究会の合間をぬって、アイスコーヒーを片手に夢中で小説を読み耽っていた。生き方働き方研究会で児童書の作家たちを扱ってから、すっかり「フィクションモード」にスイッチが入ってしまったのだ。ならば気が…

柔軟サイン⇔活動サイン③ 町田康の『俺の文章修行』による「此の世には理解できないことがある」と「気色よさ=わかーる」の行ったり来たり

タイトルに「柔軟サイン⇔活動サイン③」となっているけれど、①、②はどこにあるんだ? まあいいや。 しかし、なんでこんなにしつこく同じ話ばっかりしているのかわからないけれど、「柔軟サイン⇔活動サイン」の視点で世界を見てみると、これがなかなか示唆的だ…

2025年夏至から2026年春分までの流れを考える 人生はきれいごとではないが、力が入り過ぎてもうまくいかない そのときに必要なのは…

nicoPLa.netに「月イチ勉強会 夏至図読みの巻」の記事が出ました。 四季図読みの記事は、いつも月イチ勉強会のダイジェスト版をお送りしていますが、こちらは事務局のつびーが3日ほどかけてまとめてくれています。 わたしの話はあっちにこっちに飛んでいくの…

明日の月イチ勉強会「夏至図読みの巻」は、東浩紀の『訂正する力』の提案&時期読みタロットのスプレッドを用いて、「今、身につけるべき力」を考える

本との出会いって面白い。最初に読んだときはピンと来なかったのだけど、あるときふと「あ、あのとき読んだあの考え方、今のこれにつながるかも」と思ったりする。村上春樹が「E・Tが物置のガラクタをひっかき集めて、即席の通信装置をつくった」話から「自…