心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

ちょっとだけ心理占星術の話

7月のイベントのお問い合わせ、アイデア提供、めちゃくちゃありがとうございます!

私のツボにばっちりはまったアイデアもあり、次回の打ち合わせがとても楽しみです。

関西方面の方の参加もあり、いやはや、盛り上がりそうじゃないですか。

参加者どしどし募集中!

気軽にお問い合わせください。

ということで、最近、似たような質問を何人かの方からいただいて、もしかしたら同じことを疑問に思っている人がいるかもしれないと思ったので、ちょっと書いてみる。

よくある質問のひとつに、「占星術と心理占星術の違い」というのがあって、ブログでも講座でもイベントでも、しつこく話しているので、今日はそれには答えないけれど、というか、私としてはぶっちゃけ、どうでもよかったりする。

この前、大阪で心理占星術の行く末を心配する声が上がり、その時、「心理占星術は、当てることから逃げていると思われている」という話があり、「ああ、まだ、そういう理解なのか」と暗澹たる気持ちにもなったりしたけど、私の教えている心理占星術は本気で当てようと思えば、生徒さんに「これじゃあ、霊能者なんていらないですね」と言わせるくらい、当てられる。

自慢じゃないけど。

それでも、私が「心理占星術は当たる」と言わない理由は、逃げではなく、実用性、安全性、必要性、効果を考えて、「当てることを目的としない」だけだ。

というか、それはこちら側の議論であって、鑑定に来るクライアントは皆、それが何占星術だろうが、東洋だろうが、西洋だろうが気にしない。

ただ、自分の運命だけを気にしてる。

大事なのは、だから、自分がどような鑑定をしたいか、そこを考え続ければいいと思う。

クライアントと、どのように向き合いたいのか。

どのようなスタイルだったら、鑑定という仕事を続けやすいのか。

どんな方法だったら、自分を大きく見せたり、小さく見せたりすることなく、等身大の自分で鑑定をすることができるか。

足りない技術に謙虚に向き合いつつ、長所を生かしたスタイルであること。

うまくいっている時だけでなく、調子が上がらない時も、クサらず、楽しく鑑定に向き合い続けること。

そんなふうにボチボチ続けていくと、少しずつ自分のスタイルが出来上がってくるものだと思う。

心理占星術は、占星術オタクのものだけではなく、現場のものでもある。

心理占星術の学びは、発見の連続で確かに面白いのだけど、それ以上に心理占星術の魅力は「学んだ知識を現場でどう生かすか」という点にある。

心理占星術の学びは決して一方通行ではない。

知識の埋め込みではなく、知識の活かし方を学ぶことが心理占星術の魅力だ。

でも、その先は、それが心理占星術なのか、通常の占星術なのか(私はこの辺を分けたことはないが)は関係ない。

自分が望むスタイルで鑑定できるなら、その呼び方は何でもあっても、ただの呼び方にすぎないわけで、だから、現場でやりにくいなら、肩書に心理占星術と書く必要はないし、逆に心理占星術と書くなら、それなりの学びは続けるべきだと思う。

あんまり難しく考えず、どのような仕事をしたいのか。

それをイメージしてみると、何を学び、どうアプローチすればいいか、わかるかもしれません。

仕事にするのは何でも難しいですが、一番難しいのはクサらず続けることです。

自分が誇りに思える仕事の仕方を探してみてください。

また気になることがありましたら、気軽に質問してくださいね。