心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

象徴というきっかけで語るのがとても性に合っている

土曜日は、1dayホラリー&コンサルテーションチャート講座、昨日は濃密な職業占星術の実践読みと講座三昧。

参加者のみなさま、お疲れ様でした。

昨日の職業占星術、4時間で2名のチャートしか読めなかったね。

ちょっと時間をかけすぎちゃった!

残りの方のチャート、持ち越しになってしまってごめんなさい。

ただね、あんなに丁寧に実践読みを披露したことがあまりなかったので、私の思考回路をあけっぴろげにすることができて、だからもしかしたら、いろいろチャート読みのコツのようなものを会得してもらたかななんて思ったりして。

職業占星術は、その人のカギとなる天体やハウスを見つけて、そこからチャート全体が満足するような使い方を提案していくように見ていく。

つまり、実現可能な限りの自分を出し尽くす方向を見つけていくみたいな技法なのだけれど、そう、時々ね、あーこんなところに才能があるのか!とか発見があったりしてね、とても感動したりしてね。

昨日のおふたりのチャートもそうでしたね。

「なぜ土星にこだわりがあったのか」

「5ハウスの欠落にはどういう意味があるのか」

丁寧に読み解いていくと、時々、その人の根幹のようなものに突き当たることがあったりするのが職業占星術の面白さなのです。

前に、長野のMさんが職業占星術の流れに感動し、「これは職業占星術とくくってしまうのはもったいない!これは生き方を教えてくれるものですね」という感想は、だから、そうなのです。

きのうもりんごまみさんが、講座後の感想を書いてくれたのですが、その言葉にハッとして、今日のブログのテーマにしてみました。

人ってとっても面白い…

そしてそれを象徴というきっかけで語るのがとても性に合っているように思います。

まみさん、ありがとうございます(蠍座新月蠍座のまみさんの言葉をお借りしてみたり)。

そうなのかもしれないですね。

占星術を学んでいる人、占星術が大好きな人たちは、みんなそうかもね、「象徴というきっかけで語るのがとても」好きなのかもしれないですね。

象徴から浮かび上がってくるイメージ、語りかけてくる言葉、そんなものを拾い上げながら人生の物語を紡いでいく…

そうそう、これこそホロスコープリーディングの醍醐味!

で、昨日もお話ししましたが、チャートを見る際、近づきすぎると全体に流れている大きなストーリーを見逃してしまうこともあるので、時々、チャートから少し離れてみてみましょう。

例えば、angleのサイン、例えばエレメントの配置、天体が持っているナチュラルな性質、そういうものが最終的なチャートの診断につながることもあります。

職業占星術のテクニックは一朝一夕で身につくというわけにはいかないですが、新しい視点でチャートを見るのに大いに役立ちます。

次回、引き続き、復習をかねて残りの方のチャートをみていきましょう。

で、1dayホラリー&コンサルテーションチャート講座に参加の皆さま。

楽しく学んでくれてありがとうございました。

講座中、何度もお話ししました。

「チャートを信頼する」

これがコツです。

ASCのテーマから離れないように、そしてしっかりチャートにシンクロしてみてください。

ここ読んで!と訴えかけてくる天体が必ず出てくるので、それを見逃さないでね。

折を見て、復習会開きましょう。

ということで、占星術の面白さを再確認した週末でした。

11月12日の大阪のプラネット大学院も楽しみっすね。