心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

4/30(火)砧公園に集まれ!樹木と象徴 観察、考察、再構成しよう!

美貴子さんの企画の面白さと情熱、みねんこさんが紹介してくれた美しい本に導かれて、ようやく1回目の開催となりました。

「樹木と象徴――観察、考察、再構築しよう」の会のお知らせです。

まるで経典のようなカルペパーの「THE COMPLETE HERBAL」を読んでも、その他の本を読んでも、物わかりの悪いせいか象徴の根拠がどうしてもしっくりこなかったため、今まで何となくモヤモヤとしたままにしていましたが、長野の美貴子さんが素晴らしい企画を持ち込んでくれたので、ようやく本気で取り掛かってみようという気になりました。

この膨大かつ禁断の領域に手をつけることにかなりビビりつつありますが、でもずっと気になっていて、いつか必ず踏み込んでみようと思っていた自然(植物、樹木)と占星術のむすびつき。

今回の大きな目的は二つ。

①長野の美貴子さんが学び、実践しているというゲーテ・シュアイナー科学の観察術。

植物を新しい眼で見ること。

観察と芸術活動を結びつけ、単なる想像に終わらず、植物がもつ質とともに新しいまなざしを開いてくれる旅に出ること。

植物を丁寧に観察し、物事はこう見えるはずであるといった偏見を落とし、正に見る過程の「浄化」の体験をすること。

②象徴の意味を再構成すること

自然を通して、占星術及び、象徴を新しい角度から考察する。

昔からある象徴をただ受け取るのではなく、現代に生きる私たちがどう感じるのかを考察し、象徴に新しい解釈を加えていく

こういった大それたことをを自然の中で楽しく、気持ちよく、機嫌よくできたらいいな、なんて思っています。

樹木を観察しながら、実際の効能や治療特性を考えてみるとともに、みねこさんが昇華してくれた植物学者ジャン・ピエール・ペルトが行ったような

「革新と伝統という鎖の両端を捉える解釈」

「人間による植物との密接で、日常的な接触を踏まえながら、草や木や、花や果実を、新しい次元を付加するやり方――人間が固有の価値を投影し、自然の中での実際の役割とはまったく無縁な意味を与えながら眺めたやり方の紹介」

というのも今回やってみようかなと思っています。

第1回目は、火エレメントの代表樹木である「オーク」。

ブナ科 コナラ属である、ヌギ、カシワ、コナラを観察していきます。

オークは、ゲーテ・シュタイナー科学では火星が、カルペパーや古代ギリシアにおいては木星ユピテル)が象徴として結びつけられています。

さて、私たちはオークの中から、どのような象徴的イメージ、エネルギーを感じることができるのか。

火星なのか?それとも木星なのか?

それとも、いつもの私のおなじみの理論ー火エレメントの三位一体なのか?

そのような理解を、まずは第1部、美貴子さんによる観察の時間で体験してみます。

日々のわずらわしいことを手放し、オークを自由に観察していきましょう。

スケッチ、言葉、詩など、自分の好きな方法でオークに触れてください。

そして第2部として、nicoが丹羽敏雄氏「星々と木々」、カルペパー「「THE COMPLETE HERBAL」」やペルト「フローラの十二か月」などをもとに、火エレメントとオークの結びつき、火エレメントと地エレメントの補完、オークの治療特性と火星・木星・太陽の関連性についてレクチャー&ディスカッションをしていこうと思います。

【樹木と象徴 観察、考察、再構成しよう!】

第1部:10:30~12:00 コーディネーター・美貴子さんによる観測会

    自己紹介、植物観察、グループワーク

ランチタイム:1時間

第2部:13:00~14:00 nicoによる象徴の見直しと考察 

    火エレメントの構成とオークとの関係

    火エレメントと地エレメントの補完関係

    意見交換、ディスカッション

■日時:4月30日(火)10:30~14:00  集合場所は東急田園都市線「用賀」

■場所:世田谷 砧公園 → 公式サイトはこちらから

■金額:1,000円(冊子代込み)

■持ち物:スケッチブック 筆記用具、飲み物 お弁当、敷物

お申込みはこちらから!

とても気持ちのいい陽気になりました。

ただ日々の疲れやストレスを開放しに、一緒に自然の中でおしゃべりしにいらしてくれるだけでももちろんOK。

まずは感じること、そして静かに観察することができたらいいですね。

植物学者ペルトが森林監督技師のジョルジュ・プレザンスのこのような言葉を引用していました。

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われわれが樹木をわれわれの内に同化させることができるなら、われわれのスケールを広げたり、生命機能を改善するのに貢献しうる

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そして、こうも言っています。

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樹木を抱きしめ、抱擁すること・・・・それは饒舌で騒々しいコミュニケーションにやっきな現代社会だからこそ、実に貴重でまれな、唯一の本源回復法なのである。

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こちらは美貴子さんのスケッチブック。

私は絵がめちゃくちゃへたくそなので、こんなに上手に描けないけれど、でも今回はチャレンジしてみよう。

皆さんと一緒に、気持ちよく自然に抱かれることを楽しみにしています。

では!

nico