心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

そうだ巡礼、行こう 世界はいつだって美しく、そこにある

【火曜日は火星の日】

先日の火星ワークショップの後、次期火星サイクル手帳のコンセプトについてつびーと話し合いをしていたとき、「何か、やはりもう一度初心に帰って、純粋に占星術の面白さを伝えられるようなものをつくりたいなあ」そんなことを口にしてみた。

今流行っているとか関係なく、何かワクワクするような楽しい手帳をつくりたいねー

初心に帰って、

純粋な面白さを、

それってなんだろう。

そんなことをぐずぐず考えていた時、ふと「そうだ巡礼、行こう」と思い立った。

頭の中の雑念をぜーんぶ取っ払って、クリアな頭で物事に取りかかりたい。

それは、7月6日のひらめきだった。

ある程度、般若心経は頭に入っているけれど、もう一度写経をして、ラストのお気に入りのパート、超盛り上がる「羯諦 羯諦 波羅羯諦♪」はノリノリで大きな声で読経。

これで準備OK。

秩父札所三十四ヶ所観音霊場は、昔、いくつかめぐったことがある。

秩父は、水も緑も豊かで風景もおおらかでとてもいいところ。

雨上がりの空気は本当においしい。

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いたるところに「巡礼道」という札がかかっているせいか、常に見守られている感じがする。

村の人たちも気にかけてくれる。

時々、曲がり角がわからなくなると、まるで道案内してくれるかのようにネコや鳥や蝶にまま遭遇する。

突然雨が降ってきたときは、傘を忘れてびしょぬれになった私に、お寺のおばさんが「これはもうあなたのものだからねー」と傘を渡してくれたり、まったく反対方向に歩いていこうとする私を、腰の曲がったおばあさんが「あんた九番行くんでしょ。そっちじゃないよ」慌てて追いかけてきてくれたり、とにかくいろいろな人に世話になった。

田んぼの稲も寺の苔もタチアオイオニユリも、雨が降っても雨がやんでも、気持ちよくそこに存在している。

つまり、世界はいつだって完璧なのだ。

私が歪んだ目で見さえしなければ、世界はいつだって寛容だ。

とらわれたり不安になったり、勝手に世界をややこしくしたり、息苦しいものにさえしなければ、あるべきものがそこにあり、だから苦しみもその原因も、そもそも実体などない。

ということなのか?

わかったような、わからないような。

走行距離23.5キロ、歩数33,100歩、とりあえず1番から11番までを歩いて初日を終えた。

はたして、いいアイデアが浮かんだのかどうか。

7/18(木)19時30分から、1回目の2020年度版火星会議を予定しています。

詳細は、また発表します!

火星サイクル手帳の愛用者の方にぜひ参加してもらえたらうれしいです。

明日から7/17まで、火星は6-10度、最初の陰のタームに移動。

最初の陰サインは、自分の内部を心地よく感じる作業をし、安全の領域を広げていく。

それを獅子座的にやる。

つまり、自分の大事な理想や信念を守るため、まずは自分の内部の環境づくりから手をつけていく。

そうすると、どんなことを優先順位にしていくのだろう。

そんな体験を重ねて、自己像を認識してみる。

今週末は、岡崎さんと行く京都ツアー。

おかげざまで飲茶&中国茶&火星の会は満席となりました。

Tさんからの提案で飲茶の後、岩倉実相院の「渾天壱統星象図展」へ赴くことに。

渾天壱統星象図の実際の正しさ云々はさて置き、この季節、実相院は床みどり(床に映る青もみじ)も綺麗ということで楽しみですねー

今週末は名古屋、大阪講座。

明日は職業占星術講座4回目。

クリアな頭でクリアな講座、明日は時期読みと働き方の関係、未来の可能性を探りながらリーディングをしていきましょう。

お楽しみに!

では。