心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

カイロン講座にご出席の方へ ミッドポイントチャートについて

毎日、多くの方からミッドポイントチャートのご依頼をいただいています。

みなさんに興味を持ってもらえて、私もうれしい限りです。

まだ見慣れないため、みなさん、読むのに苦戦しているようですが、とりあえずトランジットとミッドポイントを照らし合わせてみるといいかもしれません。

天文暦等を利用し、トランスサタニアンや土星の運行を追いかけてみると、自分のミッドポイントの反応がわかるはずです。

天体の象徴を広げる訓練にもなりますね。

「なるほど私の場合、冥王星=水星/金星で恋愛トラブルが勃発しているぞ」

海王星=太陽/土星でこの仕事を始めたかもしれない」

などとチェックしているうちに、天体の動かし方のパターンが見えてきます。

それに慣れていただければ、次回のソーラーアークの学習も理解しやすくなるはずです。

ただし、しつこく言うようですが、ミッドポイントはひとつのツールです。

まずは、今まで学習したテクニックを浸透させるべく、とにかくホロスコープから引き出せるだけの情報を拾い上げてください。

点で追いかけると、肝心なダイナミックな作用を見落としてしまいます。

でも、ミッドポイントは面白い。

個人の心理パターンの裏付けになるばかりでなく、新たな視点の開発にもなる。

また、この前の講座でもお話ししましたが、時期と照らし合わせてみることで、天体の具体的な反応を見ることもできるのです。

苦戦しながらでもいいので、まずは天体と数字の羅列に馴染んでくださいね。

他の講座でも、少しずつミッドポイントを取り入れていきます。

なぜ早々にやらなかったのかというと、見るべきポイントが多くなると肝心のホロスコープ読みが雑になってしまうからです。

テクニックは、所詮テクニックなので、まずは人を理解する視点を育ててくださいね。