心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

よく寝て よく遊べ 家庭の医学から考える夏の過ごし方

を、蟹座の新月のタイミングで考えてみる。

昨日行われた家庭の医学。

身体のこと、人間のこと、自然のサイクルのこと、いよいよ面白くなってきたので、月1のペースでしばらくやっていくことにしました。

私たち占星術家たちは、どうしても形而上的というか、頭でっかちになってしまうことが多いので、このように実感できることを学んでいくことも重要ですね。

9月からは、健康体操の会も開かれます。

代々木公園で朝錬やります!

私もやっていますが、自然の中で身体を動かすのって本当に気持ちいい。

自然のエネルギーをたくさんもらって、健やかに過ごせるよう頑張りましょう!

でも、きのうの自然のサイクルの話を聞いていると、占星術の万能さに心底驚く。

私の基礎講座でも、12サインのカテゴライズを教える際、まったく同じ考え方を採用している。

生徒の皆さんは、何の話かわかりますよね。

春は、春分点を起点とした牡羊座のサインから、世の中に勢いよく飛び出していく。

失敗、成功といった結果にはこだわらず、とにかく自己の存在とその可能性を広げていくことが目標だ。

東洋では、「内にしまっていた生命力を外に向けて徐々に活動させていく時期」という。

「身体もこころものびのびさせ、今までしまいこんでいた毒と力を引き出すよう生活」する。

「この時期は、先のことをガンが得ず、気持ちも固めず、気楽に、上向き、外向きな気持ちを引き出していく」。

自分の伸びしろを抑制せず、思いっきり手足をのばすことが大切なんだって。

牡羊座の心得って感じだね。

春の過ごし方次第で、夏の力が変わってくる。

夏は、「生命力の入れ替えの季節」。

陽の気を使い切るほどに、思いっきり活動することが大切だそう。

くたくたになるまで働き、学び、遊び、そしてたっぷり休息を取る。

メリハリのある生活を送ることで、よいエネルギーの循環が生まれる。

夏は活動できる時間が増えるので、ちょっとくらい無理しても大丈夫。

逆に活動を抑え、毒をため込むと、秋、冬と体調が崩れるということ。

子供の頃の夏を思い出すと、毎日くたくたになるまで遊んでいた。

あの感じが、秋の「収穫」に結び付くのかもしれない。

人間は生産性や安定性ばかり求めて、「日々移りゆく」「自然に変化する」ということを忘れてしまっているのかもしれないね。

良い時も悪い時もある。

先日ブログに書いた「運命の輪」を忘れないようにしないと。

あと、「テロメア」という老化に関係する遺伝子の話してくれた。

黄色に光っている部分がテロメア

2009年にノーベル医学賞を取り注目されている、老化プロセスと寿命に関係する細胞組織のこと。

20070726231417.jpg

先生曰く、「日々、文句を言ったり、嫌だ嫌だと思いながら過ごしていると、このテロメアが分裂し、短くなり、老化を早めてしまう」。

恐ろしい!

毎日を楽しく過ごしている人とつまらない気分で過ごしている人の体内時計は違うんだってさ。

つならなそうにしている人たちは、大抵表情を見ればわかるけれど、テロメアにもバッドな作用をもたらしちゃうんだね。

気をつけないと。

夏は活動期。

くたくたになるまで活動して、よい秋の収穫を迎えましょう!!

ということで、かなり盛り上がった家庭の医学。

引き続き、お勉強を続けたいと思う。

みなさん、よろしくお願いします!!