心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

【火星WS】3rdステージは他者のI haveを通して私の金星を豊かにする

火星乙女座期(7/30~9/14)がスタートするとき、ここから新しい流れが一気に生まれるという話をしましたが、まさか菅首相が退陣の意向を発表し、火星が天秤座にイングレスするタイミングとともに自民党総裁選へと向かっていくとは。

火星サイクルを長年体験し続けてきた者として、この流れはなかなか出来過ぎていると言わざるを得ない。

7_2021090423161386a.jpg「7」という素数は、誰にも予想ができない流れを意味する。

風のエレメントである7番目のサイン・天秤座、そして7番目のタロットカード「戦車」は、一体、私たちをどこに連れていくつもりだろうか。

ここから先は、行きたいところにいけるわけではない。

物事が思い通りに進んでいくわけでもない。

それでも私たちは、恐れることなく風に乗ることができるだろうか、または戦車を走らせることができるだろうか。

約2年の火星サイクルの正念場のひとつである火星がデトリメント(-5点)である天秤座期。

天秤座期に得るべき「力」とはどのようなものだろうか。

その「力」はどんな未来へと運んでくれるのだろうか。

ということで、今日は9/14(火)開催の火星ワークショップ天秤座期のお知らせです。

9/15から火星は、第3ステージ最初のサイン天秤座へと移動します。

第3ステージは、起承転結の「転」の時期。

牡羊座から乙女座までで育ててきた「わたし」は、良くも悪くも自己完結した世界――自分の住み慣れた場所、居心地のいい環境、できる範囲での活動に終始してきました。

第3ステージからは、むしろアウェイ感を覚える場(活動サイン・天秤座は「場」もテーマのひとつ)、慣れない人や活動に対し、ここまで育ててきた金星(天秤座の支配星)=自分の魅力や個性をプレゼンテーションしていく、それが天秤座期に身につけるべき「力」のひとつなのです。

それが本当に怖い。

自分を知っている人ではなく、知らない人に自分の大事な金星==I haveを披露するなんて本当に怖いことです。

火星がビビッて意欲や活力を失い、前に進んでいくことを躊躇してしまうこともあるでしょう(これがデトリメント天秤座・火星のイメージです)。

けれど、素数である「7」の真新しい体験こそが、自分の金星に磨きをかけ新しい世界を広げてくれる、自分の目指すべき理想の世界(戦車の天蓋の星)へと少しずつ導かれていく。

だから、ひるまずに少しでも前に進んでいく。

そのコツを、つまりビビッて前に進んでいくことが難しい時にこそ、どう戦車を走らせればいいのか、そのコツを今回のワークショップでお話ししていこうと思っています。

また、天秤座期に身につけるべきもう一つの「力」、それがデトリメント(-5点)の火星を利用するということ。

つまり、自分の力を行使するのではなく(どうせ大して力が及ばないのだとしたら)、逆に他者の力を思い切り感じてみるというのはどうだろう。

他者の金星=I haveの魅力を存分に獲得し(うらやましがったり、圧倒されたりせず)、むしろ他者の金星を通して自分自身が豊かになることを学ぶ、そのような「力」を身につける時期にしてみる。

天秤座の15度から始まるバイアコンバスタ=変容の道を健やかに過ごすために、どのような振る舞いが必要になるのか。

他者の金星=I haveの獲得のためのコツとはどのようなものだろうか。

「変容」とはどういうことを意味しているのだろうか。

こちらも次回のワークショップでたっぷりお話ししていこうと思います。

次回のワークショップもかなり盛りだくさんの予感。

第3ステージは、ホロスコープの頂点=山羊座=10ハウスへと続く大事な時期になりますので、心理占星術の知識を利用して、この時期の「わたしらしいリズム」をつかんでみましょう。

また今回は、7番目の小アルカナカードを使った天秤座期のワークもあります。

占星術やタロットの知識がなくても、この時期に必要な感性を身につけてもらえるワークです。

こちらもぜひお楽しみに。

7

そして、今回はなんと火星サイクル研究をしてくれているみねんこさんが「毎回の火星サイクルの過ごし方に活かせるシンプルなものになればなと」ユニークな発表をしてくれます。

みねんこさんのブログで見てくれている方もいらっしゃるかもしれませんが、

水星と火星のコンジャンクション 火星サイクルに3回1セット

金星と火星のコンジャンクション ~2022年3月のイベント

火星が太陽と近い期間は相対的にスピードが落ちて、個人天体同士のメジャーアスペクトがほぼないために、どうしても個人天体と社会トラサタのアスペクトに目が行きがちかなと思います。

水星火星の合は、太陽の前後(宵と明け)で起きること、水星の逆行となる、起きるサインが移動するなどの変化が伴うあたりも心理占星術的にどんな広がりを持つか。

その辺りの考えなども盛り込んで、過ごし方のヒントに役立てられたらよいなー

というようなテーマで発表をしてくれる予定です。

こちらもぜひぜひお楽しみに!

知的な刺激が満載の天秤座の到来。

皆さんと元気にお会いできることを楽しみにしてます!

【ZOOM開催火星ワークショップ天秤座期 他者のI haveを通してわたしの金星を豊かにする】

◆開催概要

9/14(火)19:30~20:30(60分)

 火星ワークショップ 天秤座期

金額:1,650円(税・手数料込)

ライブ参加、録画視聴がお選びいただけます

◆内容

第1部:乙女座期までの流れから考える天秤座期の過ごし方

第2部:天秤座期に吹く突風に流されないように、戦車に振り落とされないようにするためには何が必要か?

第3部:他者のI haveを通して私の金星を豊かにするためのコツ

第4部:天秤座期のワークの説明

第5部:みねんこさんによる火星サイクルと水星、金星のサイクルの関係

お申し込みはこちらのページから

→→→ZOOM開催火星ワークショップ天秤座期 他者のI haveを通してわたしの金星を豊かにする