心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

復習会の後、再び職業占星術について考える

参加者の皆さん、お疲れさまでした!

4日間連続でセミナーに参加してくれた方もいましたね。

まずはゆっくり休んでください。

今日の復習会は新里さん、エリザベスが、職業占星術の手順をじっくり教えてくれました。

エリザベスが言っていた通り、ティルのように素早く読むためには、まず手順をひとつひとつ丁寧に追いかけていくことが大切です。

その練習なくしては、やはり技術を習得することはできません。

「あ、このパターンはティルの言っていた”法律家”のチャートだな」と思ったとしても、最初は、あの手順に従って読み進めてください。

そうすると、どこを省き、どこに焦点を置くのかが、ちょっとずつわかるようになってきます。

新しいクライアントに試す前に、もう既に何の職業に就いているのか知っている人のチャートを使い、セミナーの2日目にお渡ししたプリントの手順を追いかけていくのです。

私が現場で使用してきた感覚としては、職業を限定するよりも、例えば「言葉を使った(3ハウス)パフォーマンス(5ハウス、クインタイルの数)という言葉から、どのような職業がイメージできますか?」と聞いたほうが、本人に合った職業の方向を導き出せる気がします。

今回、たくさんの職業占星術的象徴を習いましたが、「あなたは○○が向いています」というように限定しないほうが、相手の可能性を引き出すことができるということです。

エリザベスがやってみせてくれたように、とにかく丁寧にプロセスを組み立てていくことが上達の第一歩です。

手順が多くて面倒ですが、このプロセスに慣れると、ネイタルチャートを読むときの感性も育ちます。

是非、練習を積んでみてください。

今日、石塚さんからアナウンスがありましたが、来年もまたティルセミナーが開催される予定です(これから詳細を詰めていかなくてはなりませんが…)。

「勉強が中途半端で、今回のセミナー参加を見合わせた」という方もいらっしゃると思うので、来年に期待してくださいね。

この度は、職業占星術シンポジウム、ティルセミナー3日間、そして今日の復習会と、たくさんの方々にご参加いただき、たくさんの方々とお目にかかることができました。

また来年お会いできることを楽しみに、私自身、心理占星術やコンサルテーションチャート(今日エリザベスも使っていましたが、日本では本当に流行っていないんだよね。大騒ぎしているのは私だけだよね。めちゃくちゃ面白い技法なのに…)、医療占星術等、面白くて、使えて、新しい占星術をみなさんにお届けしたいと思います。

また、講座でお会いしましょう!