心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

明日はカイロン大阪! 時期読みは「未来を創造する!」をやります!

今日も雨模様。

蒸し暑いのか肌寒いのかわからず、体温調整が難しい日々が続いている。

関西方面の皆さん、お元気ですか?

明日は、いよいよ時期読み最終回!

前にも書いたかもしれませんが、今回のカイロン講座は私にとって、本当に実りの多い経験となりました。

「心理占星術の考える、時期読みって何だろう」と、何度も何度も自問し、悩んだりもしました。

特に、今回のテーマ「未来」は、おそらく占星術にとって、ある意味、一番得意な「予言」や「予期」を扱うものですが、心理学にはそれはない。

心理学とは、心の理学(科学)なので、根拠がない「未来予測」を扱うには、どうしても限界がある。

心理占星術として、どの立場を取るべきか、かなり悩んだものの、結局、私が好んでいる心理学や禅の理論を考えても、「未来」という”時”があると考えるだけエネルギーの無駄であろうと思うに至った。

「当たった」「当たらない」ではなく、なりたい自分を創造する(言葉で言うほど簡単ではないですが)ことを目標とするのが、心理占星術の「未来」の目指す方向なのだと、改めて実感。

過去、未来、すべての時は、今が包括している。

すべての材料は、「今」にある。

「今」の私が変わらない限り、未来の私を変えることはできない。

「今」の私の持っている材料を利用して、どのような未来を創造するのか。

それを考えるため、今回は認知療法ホロスコープと組み合わせを学んでいきます。

時間の都合がありますが、真面目に認知療法やってみる予定です。

認知療法は、自動思考を変え、新しい認知を作り出すというものですが、コーチングやNLP、その他、今はやりのセラピーの基盤のひとつになっているものです(ロジャーズ的、またはハコミセラピー的な100%共感みたいなセラピーは、どうしても時間がかかるので、占星術との組み合わせには、やはりアドラー認知療法のようなブリーフセラピー(短期集中型)が向いていますね)。

本当は、禅とかケン・ウィルバートランスパーソナル心理学とか、その辺も一緒に考えられたらいいなと思ったのだけど、認知療法だけでも情報満載ですからね。

あと、時間があれば、「社会構成主義」にも少し触れてみたいと思っています。

社会構成主義は、「言語の慣習や構造が、いかに世界を枠づけるか、そして以下に社会的影響を及ぼしていくか」ということを考えますが、認知療法も社会構成主義も、ふたつとも水星を扱うもの、またブリーフセラピーであるということで、ホロスコープとの相性がとてもいいです。

なんだか、くどくど書きましたが、よりよい未来を生きるための方向付けとして、具体的にテクニックを身につけていただけたらうれしいなと思っています。

明日、どうぞよろしくお願いします。

また、心理占星術・基礎講座はトランスサタニアン。

心理占星術の一番面白いところのひとつが、このトランスサタニアンの理解です。

自分のこころと向き合いながら、これら3つのユニークな天体の象徴学んでもらえればと思っています。

お楽しみに!

雨模様ですが、明日も楽しくお勉強しましょう!

皆さんにお会いするのを楽しみにしています!