心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

太陽と境界線

ブログで何度も書いているのだけど、最近、タロット講座が楽しすぎる。

受講してくれている方はきっと納得してくれると思うけど、占星術との関連が面白すぎるね。

というか、私が何でも占星術と関連させて学ぶのが好きだからなんだけどね。

今日は大アルカナの最終回。

月ー太陽ー審判の流れは、解釈が深くて本当に面白い。

その中でも、やはり太陽のダイナミックな自己創造が深い。

馬と裸の子供と塀。

太陽には、この3つのセットが不可欠なはずだけど、これは、占星術でいうところの月ー太陽ー土星と解釈できる。

けれど、なぜ太陽のカードには、このように境界線が設けられているのかね。

なぜ、裸の子供は、塀で囲われる必要があるのだろうか。

あなたは私にはなれないし、私はあなたにはなれない。

だからこそ、私は私の人生を生きる責任があるし、私はあなたの人生を脅かすこともしない。

私は絵は描けないけど、まあまあ上手に話をすることができる。

だから、絵を描くという可能性は捨てなければいけないけど、その代り、上手に話すことができることを健やかに楽しむことができる。

私はできないことをできないという勇気と自由を手にし、それゆえ裸でも恐れる必要はなくなった。

そのようにして、太陽を手に入れた私は私のことを完全に理解することができ、、生まれながらに自己が持っていたはずの失われた自分らしさを、今ようやく取り戻すことができたのである。

それが子供が塀で囲われていることの解釈だ。

誰でも人それぞれの太陽系を持ち、自分にしかなれないけど、自分にはなれるという可能性を持って生まれてきた。

簡単なようで難しいこの原理が、タロットの最終段階の素数であることは、とても感慨深い。

太陽をやるには、素数のパワーが必要である。

そんなことを考えつつ、トランスサタニアンと絡みまくっている太陽のトランジットに思いをはせてみる。

太陽と境界線。

今のトランジットは、人々の意見や考え、想いに流されない強い自己を作る訓練になる。

池上彰くらい、おかしなことをおかしいと言えるようになりたいものだ。

とか考えてみたりして。

タロットを学ぶことは、何というか、人生を学んでいる感じで面白いです。

これからは、もう少し積極的に講座をやってみようと思っているので、もしタロット講座希望の方がいましたら、こちらに連絡ください。

都合が合いそうだったら、講座開いてみようと思います。

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