心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

一粒の砂に世界を見る――音楽オイリュトミーの夕べ

音楽オイリュトミーに参加の皆さま。

お疲れ様でした!

そして、取りまとめをしてくれた麻美ちゃん、いつも素敵なピアノを披露してくれる石田さん、素晴らしいワークを行ってくれた寺崎先生、どうもありがとうございました。

寒い寒い夜でしたが、それを忘れるほど熱気あふれる時間を送ることができました。

まずは言葉のオイリュトミー。

去年に引き続き、今年もウイリアム・ブレイクの詩。

射手座の初期度数に太陽、木星を持つブレイクの詩は、この時期、特に感慨深いものがあるね。

To see a World in a Grain of Sand

And a Heaven in a wild Flower

Hold Infinity in the palm of your hand

And Eternity in an hour

一粒の砂に世界を見る

一輪の野の花に天国を見る

手のひらに無限をつかみ

一瞬のうちに永遠をとらえる

母音と子音の型と、身体を使って言葉を表現するということを学ぶ。

言葉のオイリュトミーをやってみるとわかるのだけど、言葉を発するというのは、自分という軸がしっかりしていないと力を伴わないのだ。

言葉とは、力、個の存在の証。

だから、言葉のオイリュトミーはかなりエネルギーを消耗する。

ちなみに、母音は惑星に、子音は黄道12宮に対応している。

この日は、射手座=k、水瓶座=m、山羊座=l(エル)を練習しました。

そして音楽オイリュトミー。

音楽オイリュトミーは、言葉のオイリュトミーとは真逆の身体の使い方をする。

身体をからっぽにして、外からやってくる音を取り込む。

ただの感覚器官として、身体に音を響かせる。

だから、身体がとても気持ちいい。

空っぽにするのが難しいと言っていた方もいましたが、みんな、初めてとは思えないほど上手に踊っていました。

先生もエネルギッシュな講義をしてくれましたね。

ピアノの生演奏も本当に贅沢!

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せっかくなので、皆さんの踊りを動画にてご覧ください。

まずはフォルムというのを動く練習です。

音楽オイリュトミーがどのようなものか少しだけわかるかな。

メンデルスゾーンの葬送行進曲、バッハ平均律プレリュードの2番、シューマントロイメライなどのフォルムを動き、この日のレッスンは終了。

たっぷり動き、しっかり汗をかき、気分爽快です。

インフルエンザなどの体調不良で参加できなかった方。

ぜひ、また一緒に踊りましょう。

ちなみにウイリアムブレイクの詩は、こんな言葉で締めくくられる。

真実も悪意をもって語られれば

とびきりのうそになる

まったくもってそのとおり

人には喜びと苦しみがつきもの

このことを正しく理解すれば

私たちは安心して暮らしていける

喜びと苦しみを按配すれば

神聖な魂の着物になる

マクロとミクロ、永遠と一瞬、喜びと苦しみ、すべての極は隣り合わせ。

むしろ電池の+極-極のように反発し合いながらエネルギーを生み出す。

片方の極にとどまらないよう、双方の極を理解することが大事なのかもね。

ということで、3月のアネモネの会は、いろいろ思案中。

占星術のワークやりたいと思っています。

次回は、3月18日(水)です。

では、皆さん、寒さに負けないよう頑張りましょう!