心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

水星力の低下の時期 「思考の力の代わりに 予感よ 力強く働け」

昨日は、久しぶりに日曜日がお休みだったので、友達と高尾山を上った。

最近の山は、もっぱら鎌倉の天園ハイキングコースばかりだったけれど、たまには違う山も楽しい。

おじさんに杉の大木の上部に着生しているラン(セッコク)の在処を教えてもらったり、大学生のサークルに混ざってみたり、山と人生を照らし合わせて語ったり、山登りはいつでもいろいろ楽しい。

そして頂上では、018acf175f877cc4df7ffe7f2bb8e88f4b3e4e7460.jpgTさんからもらった窯出しカステラいただきました!

めちゃくちゃ美味しかった!

優しい味に癒されて、元気いっぱい下山することができました。

流行りものに疎くって、高尾山がそれほどの人気だということは知らず頂上での人の多さにびっくりしたけれど、

みんな笑顔でランチをしている様子に束の間の平穏を感じ、いろいろあった1か月が無事過ぎたことに感謝なんてしてみたりして。

また登りに来よう。

夜は楽しい楽しいオイリュトミー。

最近、言葉のオイリュトミーでは、シュタイナーの「魂のこよみ」の夏至の詩「ヨハネ祭の情景」を動いている。

万象の美しい輝きが

魂の奥底に生きる 神々の力を

宇宙の彼方へ解き放つ

今年の夏至までの流れは、とにかく柔軟サインのアタックをどうやり過ごすかがテーマになっているわけだけど、環境の中で揺れ動きながら、へとへとしている人、とても多いですね。

夏至の日には、フォロロマーノを前に、この美しく力強い詩を体現できると感じられるような、そんな流れを作っておきたいと思っているのだけど、なかなかどうして、気持ちが落ち着かない。

このざわざわはなんだろう。

「魂のこよみ」の5月第3週目は、こんな詩が書かれている。

私みずからは

宇宙の光に魅了されて

身を隠そうとしている

だから予感よ、現れよ

そして 感覚の仮象の中で

自分を失いかけている

思考の力の代わりに 力強く働け

先日のカイロン大阪での時期読みでもお話ししましたが、この柔軟サインのアタックは水星力が落ちる時期だ。

水星逆行はもとより、乙女座・木星――射手座・土星――魚座海王星の組み合わせを見ればわかる通り、この組み合わせの背後に、双子座・水星の分離の力と事実認識の力の低下がうかがえるだろう。

被災地で感染症が多発しているというのも、このテーマだろうと推測できる。

そんな時こそ、

だから予感よ、現れよ

そして 感覚の仮象の中で

自分を失いかけている

思考の力の代わりに 力強く働け

ということだ。

大阪のM氏もそんな話をしていましたね。

水星がうまく働かないなら、思考を手放し、感性を働かせばいい。

01d0934d3a8dcadba9f11d7667d80d175f8d188546.jpg予感。

夏への期待感。

新しい季節に向かう高揚感。

夏至に向け、どんな予感を膨らまそうか。

あまり考えすぎず、スケジュールも詰め込まず、ぼんやり予感に身を任せてみるといいかもよ―――

考えているふりしているけど、絶対何にも考えてないだろうなあ。