年明け、机の中を整理していた時、古いノートの中のあるメモを見つけた。
2009年9月、私が初めて行った占星術の講座「占いライティング講座」の覚書だ。
その頃は、占いライターとして生計を立てていた時期で、一緒に仕事をしていた心理占星術研究会のKYOKOさんからの要望で、「第三の眼」で講座をやらせてもらうことになったのだ。
メモを読んでみると、今、開催している講座と同じようなことを話していることがわかる。
・書くことは自分を知ること
・自分を表現することを恐れないこと
・常識の範囲で書くと、自分を見失うこと
・12サイン占いを書くことは、自分の心理と向き合うことになること
・サインの恐れと欲求の双方に意識を向けること
テクニックとともに、そのようなことが書かれている。
こういったことも、今の講座で話しているようなことだ。
けれど、2009年とは時代背景がずいぶん変わった。
私が生計を立てていた時は、占い原稿場のバブルで、有料サイト、課金サイトも花盛り、書けば書くほど稼げる時代だった。
けれど、今はどうだろう。
一億総ライター時代、ブログやらSNSやらで書くことが日常になっている時代である。
誰もが言葉を通じ、自分を表現することを厭わなくなっている。
自分らしい言葉を絞り出し、何かしらのツールを通して外に向けて書き、伝え、つながる。
毎月、心理占星術ウェブサイトnicoPLANETにて、心理占星術講座の生徒さんたちに12サイン占いを書いてもらい、私が赤入れするというのを、もうかれこれ3年ほど続けているが、赤入れをするたび毎回思う。
そういった時代の中で、どういった原稿なら、その人らしさを伝える言葉、技術、価値となり得るのだろうと。
うまく書く必要はない。
とにかく「伝えたいことをみつける」こと。
それが何よりも大事なことだと、今の私は考えている。
そんなことも含めて、明日の10時よりライティング講座やります。
まずは1回目やってみて、足りないようなら、第2回へと進めてみましょう。
伝えたいことを見つけること。
それが見つかれば、私は人生も変わると思っているのです。
伝えたいこと=人生の目的にたどり着けるまで、勉強続けてもらえるといいなあ。
お時間ある方は、ぜひ明日開催のライティング講座にいらしてください。
ライティング講座――主に月運&週運のトランジット読みをやってみよう
●ライティングの基礎を学ぶ
・12サイン占いのためのチャートの読み方のコツ
・トランジット図を読解し、象徴を文章に起こす
◆日時:1月6日(日)10時~11時30分
◆参加費:3000円
◆会場:北参道 みらいづくり研究所
◆問い合わせ
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