心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

コンサルテーションチャートを使って、”今ここ”から人生をつくる

週末の講座に参加してくれた皆さま、おつかれさまでした。

今回で2回目となった実践ホロスコープ読み講座は、個人天体と半球の強調、ASCからディスポジターを追いかけるといったできる限り少ない情報で、参加者の皆さんの資質、課題、未来を考えるというのをやりました。

なぜ、「できる限り少ない情報」なのかというと、基礎的知識が身についていないと、少ない情報で充実したリーディングをするのが難しいからです。

皆さん、アスペクトや入室ハウスなどに頼って問題点を見つけ出そうとするのですが、そうではなくて、まずは個人天体から、本人の「well-being 本来の在り方」を理解しておく必要があります。

皆さんに課題を出しましたが、どれも素晴らしい出来栄えでした。

 

個人の人生を物語る言葉

 

それをぜひ見つけてください。

 

その他、実践読み講座延長2回目、タロット講座4回目、そして心理ホラリー&コンサルテーションチャート講座が無事、最終回を終えました。

今回の心理ホラリー&コンサルテーションチャート講座は、これまでの講座にかなり手を加え、大幅にバージョンアップさせたものだったので、私としても気合の入った講座となりました。

毎回、様々な工夫をしながら、夢のように楽しく、夢のように有益なコンサルテーションチャートの魅力を伝えてきましたが、最後の講座では、「なぜ心理占星術との現場こそ、コンサルテーションチャートが必要なのか」という話にもなりました。

 

健全な鑑定の現場をつくるためには、もしくは医療機関などのバックアップがない占いの現場では、家族問題といった未解決な過去の問題に深い入りすることは避けるべきである、それが私が行っている心理占星術の現場のモットーでもあります。

 

もう一つ、私が過去の問題にあまり踏み込まない理由として、アドラー心理学の「今を解決すれば、過去も未来も変えられる」という考え方を支持しているというのもあります。

 

トラウマや性格というものはないというアドラーの考え方は、まさに象徴を自由に扱うことができる心理占星術にぴったりです。

過去や「私はこういう人間である」という自分自身の思い込みから解放され、たった今から、自分自身を始めることができるということです。

 

先日紹介したジェフ・ベゾスの言葉ではないけれど、「いつでも、今日が最初の日」とすること。

それが、私が提唱している心理占星術の目標です。

 

その際、有効なのかコンサルテーションチャートです。

コンサルテーションチャートは、「今ここ」の視点を私たちに教えてくれます。

 

今の課題、今の欲求、今の目標、今のテーマ、ここからの流れ…

大きくて厄介な心の問題を深堀するのではなく、「今ここ」と向き合い、ここから自分の人生をつくっていくことができる。

その意識を持つことができる、それがコンサルテーションチャートの魅力です。

 

今回のコンサルテーションチャート講座では、それをたっぷりと勉強してもらうことができました。

5回+延長2回の講座になりましたが、まだまだ、もっと学びたい!という声が多かったので、今回、全工程を終了してくれた人だけのスペシャル勉強会を開催しようと思っています。

 

インパクトのある質問、

クライアントに合わせたリーディングの進め方

物語の作り方、

着地のさせ方など

 

引き続き、コンサルテーションチャートの魅力に触れていきましょう。

追って、日程のほうはお伝えします。

 

次の開催を待ち望んでくれている方もいますね。

新しい講座のお知らせ、少々お待ちください。

 

nico