心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

9/26月イチ勉強会の補足 木星に関して大事な話をするのを忘れてました 木星は「最後の砦」であるとともに「profess=信仰を告白する」こと

9/26(火)の月イチ勉強会にライブ参加してくれた皆さま、おつかれさまでした!

私の提示した話にドライブをかけるような問いかけがあり、虚を突かれるような意見があり、初心に返らされるような素朴な感想があり、これぞライブの醍醐味!という緊張感とすがすがしさを感じるようないい時間を皆さんと送ることができました!

自分で言うのもなんですが、月イチ勉強会は回を重ねるごとに面白くなってますね。心理占星術を中心に様々な意見を交換し合える場になってきているぞ、そんな印象を持ちました。

 

今回は「秋分図読みを通して考える”今”という時期の捉え方」というのをやりたいと思っていたのですが、この3か月の様々なチャート(秋分図、日蝕図、月蝕図、冬至図)を見ていたとき、またこの1か月の一連の研究会(子育て研究会、生き方働き方研究会)などなどを通して、やっぱりここらで木星の話をしとかないといかん!と思い立ち、今回の月イチ勉強会では1時間ほど時間を使って「木星とは何ぞや」をやったのですが…

 

子育てと木星の関係の話をしたり、ゼレンスキーのミッドポイントをみたり、夜空に輝く木星の話などをしていたら、そして、その後続く秋分図とカルチャープレナーの話やら、余市ワインやらの話に気を取られて、肝心な木星の話をするのをすっかり忘れてしまいました…

 

ということで、木星の話の補足です。

次回の勉強会の冒頭で再度お伝えする予定ではありますが、木星とprofessの話は、基礎講座の木星の解説の時や職業占星術講座の導入部分でお伝えしていますが、今の時事的なテーマと共にお話ししたかった…ということで、この場を借りて補足したいと思います。

 

私が講座でお伝えしているのは、以下のようなこと。

MCの手前の9ハウスというのは、よく高等教育とか専門性を高めるための部屋などと言われている。射手座・木星が支配しているこの9ハウスとは、MC軸を支える重要な意味がある。それは、professionalの語源であるprofessするということだ。

professの意味としては、

1)公言する、明言する

2)宗教・神など)の信仰を公言する、(公に)信仰[告白]する、奉じる

3)〇〇の知識 [技能] があると主張する、それを職とする

というのがあるが、2)などは実際、命がけの行為である。プロテスタントカトリックか、命を守るために自分の信仰に嘘をつくのかつかないのか、それが「最後の砦」としての木星ということである。

人を騙せても神=正義=己の魂を騙すことはできない。ここで自分をごまかしたら、もう二度と神の国には行けないのだ。

そこまでシリアスでなくても、人生の大事な局面で欺瞞的姿勢を取れば、おそらく一生後悔することにはなるだろう。私は、自分にふさわしい選択ができたのだろうかと。

だから、自分の中の神様=魂に正直になることは、自分のMCを生きる上で大事になるということだ。

 

そして、今、ジャニーズとかかわりのあるすべての人や組織、企業の発言が注目されている。

どんなMC=行く末=立場を明らかにするのか。

NHKは、ジャニーズ事務所のタレントは新規起用しないと明言した。9月13日時点では、今年「ジャニーズ」タレントを起用した上場企業65社のうち、およそ25%が今後起用しない方針を示している。

 

ここで大事なのは、ではただ右へ倣えの姿勢でいいのかどうかということだ。そうではない、自分のMCを考えたとき、そんな簡単にprofessができるわけがないのだ。なぜなら、それは自分たちのこれからのMC=行く末=立場がかかっているからだ。

決断はどっちでもいい。採用しても採用しなくても、どちらでも構わない。

大事なのは、その結果や責任を自分たちで負わなければいけないということだ。いよいよprofess=人前で告げるときがやってきたのだ。もう「知りませんでした」で逃げることはできないし、その立場を明らかにしないとMCへ向かうことはできず、このまま蠍座・8ハウス的態度――忖度、しがらみ、ぬるま湯な世界にただ戻るだけになる。でも、もうそこには「甘い汁」はない。

 

これはジャニーズだけに言えることではない。それが今回の時期読みのテーマだった。

私たちも「最後の砦」としての木星を明確にする必要があるのではないか。

 

このようなニュースが上がっている。

大阪地裁判決は「水俣病の未認定患者に対する救済は不十分」とし、国とチッソに対し賠償命令を下した。

また、長崎県対馬市が核のごみの最終処分場の候補地選定をめぐり、調査を受け入れない決定をした。

一度この問題に手を出せば、麻薬のように地域振興の幻想にとりつかれる。同時に核と共に生きる不安も押し寄せる。行き着く先は地域の分断でしかない…

このような難しい状況での判断だという。

 

そもそもこういったひずみを地方に押しつけるべきではないはずだ、そのような話はnicoPLANETの記事のほうで触れています。

 

nicopla.net

 

射手座・木星は柔軟サインである。だから、いつかまた揺れ動く可能性のある信念であることもある。だから、たった今の自分に嘘はないかと問いかけ続けることと同時に、揺れ動くことこそが魂であること、揺れ動く中で暫定的であっても、その時の真実を明言するしか前へ進む方法はないということ。だから苦しいし、だから迷い悩む、それが人間なのだ。

 

勉強会では、本当はこのお話をしてからの秋分図読みだったのですが…

ぜひこのブログを読んで、自分なりに考えてみて、また来月の勉強会で意見を交換しましょう。

 

nico

 

 

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