みなさんは、ソーラーアーク、プログレス、トランジットと様々な未来予測の技術を駆使して、鑑定に臨んでいる、または自分なりの人生設計?をしていると思う。
けれど、1日の過ごし方にも朝方夜型がいるわけだし、ましてや宇宙のエネルギーの受け取り方なんて、個人差があって当然だし、そして天体の象徴の捉え方も人の数だけあるわけで、その解釈は本当に鍛錬が必要になってくるのだけど、経験を積めば積むほど、自分の決断に「待った」をかけたくなることも多い。
今日のコンサルテーションも、そんな葛藤を体験した。
2度目の訪問だったので、どのような内容で来るのかは見当がついていた。
コンサルテーションチャートも作り、おおよその話の方向性も定めた。
けれど私の予測を反して、クライアントは海外でのチャレンジの時期を半年前に設定していた。
その時期は、私には懸念材料が満載だった。
おそらく、急ぎすぎ、慌てすぎ、準備が不完全だ。
と、チャートと私の常識が言っていた。
十分な話し合いの末、彼女は自分の楽天的すぎる決断を認め、再度スケジューリングをし直すと言って、笑顔で帰って行った。
果たして本当に、私の時期設定でよかったのだろうか。
では、クライアントの意思はどこに行くのだろう。
なぜ彼女は、その時期を設定したのだろうか。
それは、やはりネイタルチャートに描かれている。
土星も問題もあるだろう、理想主義の問題もある。
私は彼女の過去のパターンを知っていたから、それを見込んで時期の設定をした。
彼女は言っていた。
「そうやって、私の心の不安を誰かに指摘してほしかったんだと思います」
明らかに、これは土星問題だ。
やはり、ここを指摘しなければ、次回もまた何かしら同じ不安に直面する可能性もある。
時々、クライアントの言い分を鵜呑みにしたくなる時がある。
そのほうが会話も楽しいし、悪者にならずに済むし、とにかく責任を取らなくて済む。
けれど、やはりネイタルチャートに描かれている、成長を阻むパターン、失敗を繰り返すパターンに注意を向けないわけにはいかない。
でも、本人の情熱の火を消すことはしたくない。
十分な話し合いの末、お互いが納得できる方向性を確認できた時、初めてコンサルテーションの意義が生まれる。
なので、コンサルテーションの準備は飽きるほどやっておこう。
そしてクライアントの話を注意深く聞こう。
話が本筋からずれないように、会話の流れもコントロールしなくてはならない。
なかなか難しいものだ。
今週は、植木、お菓子、柿、お酒、そして本といろいろな方からの頂き物ものがあった。
幸せ。
ありがとうございました!
それから、ブログに対する勇気づけられる言葉もたくさんもらった。
毎日、寒くてほんとに嫌になるけど、これで来週も頑張れそう。
満月もきれいだしね。