心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

最近の楽しみ

大江健三郎は、眠れない夜は広辞苑を読むと言っていたけど、私の最近の楽しみは寝る前に読む象徴辞典。

本格的にタロット教えるにあたり、うる覚えだったカードの象徴を頭に入れておこうと思ったのがそのきっかけだ。

でも、これがなかなか夢見がいい。

そして世界を見る目が変わる。

天体の象徴も、占星術アプローチとは違う物語が書いてあったりするので、これもまた面白い。

私の講座での天体の象徴の意味は、この辞典を参考に書いたものも多い。

心理的な背景だけでなく、世界各国での象徴の捉え方も丁寧に書いてある。

もちろん、タロットカードの数字の意味もここから拾ってきている。

たとえば、「4」という数字の象徴の個所にこんなことが書いてある。

先史時代から確固たるもの、堅固なもの、確実なもの、はっきりと感知されるものを意味するために用いられていたが、日本人にとって「4」は死を連想するものなのであまり好まれていない。けれど、形あるものはすべて滅びることが前提であるので、「4」は死につながると考えるのは自然なことである。

などなど。

辞典を購入したきっかけは、もちろん夢分析

まだ占術を学習する遥か前、夢の中の登場人物が皆、骸骨だったという悪夢を見たことがあった。

慌てて辞書を開いてみると、そこにはタロットカードの「死」でお馴染みの言葉が並んでいた。

「夢に骸骨が現れると、生活を一変させる事件の到来を示す。それまでの慣れた生活を手を切らされる。夢を見るものはそのような生活の消滅を恐れながら予感しており、かといって次にどうなるかわからない」

タロットカードの詳細な説明も出ていたりするので、その辺のクックブック的な本を読むよりためになると思う。

みなさんも是非、手にとってみてほしい。

あと、もうひとつの楽しみは講座かしら。

きのうの中級講座では、久しぶりにおなかを抱えて笑った。

見事な天然っぷりを発揮してくれたK氏、ありがとうございます。

そして、貴重な体験をシェアしてくれたYさんもありがとう。

あと、私の宣伝不足を指摘し、心配してくれたKさんも、いつもありがとうございます。

そう言えばK氏は、私の講座の内容が日常生活でシンクロするのが面白いと言ってくれたけれど、真剣に勉強している時って、そういうこと起こるよね。

学習を深めさせてくれるような出来事が向こうからやってくる。

または、物事に対して意識の度合いが深まり、一歩進んだものの見方ができるようになったくるのかもしれない。

自分が今一番、何に興味を持っているのか。

それを知るには、現実に起こる物事を観察するといいかもしれない。

ということで、やっぱり楽しい象徴の勉強。

明日も、占星術&タロット講座を楽しもう。