みなさんお元気ですか?
日本も寒いのかしら?
2日間のフリータイムも終わり、今日からセミナーのスタート。
かなり緻密なスケジュールになっていて、その内容は非常に充実している。
私が一番注目しているのは、今日最初の講義の“Melodies in analysis”のエミリー・ディキンソン。
オペラ歌手だったTYLは、様々なものを音楽でたとえるのが好き。
詩人ディキンスンのホロスコープ分析、それをティルはどのように奏でてくれるのか。
ピューリタニズムを貫いた彼女の人生は、静けさのその奥に生と死への激しい葛藤があった。
それにふさわしいメロディーとはいかに!
3日間のスケジュールはこんな感じ。
土曜の夜には、エリザベスと新里さんによるスペシャルな講義がある。
これは、去年の9月の復習会でも披露してくれたね。
★Saturday, January 26
2:00-3:40 Dynamite Insights for Analysis
Listen for parental a reference; lack of support; aloneness…. Cross-check with Neptune.
“Melodies in analysis” --Cheney, Jimmy Carter, Hitler, Emily Dickenson, Tyl
4:00-5:20
Vocational Profiling
Learning Update
6:45-8:00
Prediction Keys and Timing
Realms ….. Getting into “the same room” of development activity …..Getting more specific, Arcs with angles and then major transits to angles, Sun and/or Moon.
★Saturday, January 26
8:45 AM- 10:00
Instant analysis of medical vulnerabilities
10:15- 11:40
Case Analyses
1:00 PM-2:15
Kathy Rose: “Lunations as
Trigger Transits”
2:30-3:40
Ascendant Dynamics I
4:00- 5:20
Ascendant Dynamics II
6:45-8:00 --The Saturday Night Special!
Elisabeth Grace: Personalizing Uranus-Pluto contacts Hiroki Niizato: Common Sense in Basic Analysis
★Sunday, January 27
9:00 AM-10:00
Analysis Outlines with Teri Freeman
The “Tyl and Teri Tango”
10:15 - 11:40
Predictions to be Proud of;
Realms-orientation for Ideas
1:00 PM-2:15
Kathy Rose: “Collecting Analytical Tips”
2:30-3:40
Creative Listening; stimulating client disclosure
2日間のフリータイムは、久しぶりに自由を満喫してきた。
やはり素晴らしかったMOMA!
日本展を見て来たよ。
草間弥生のこの2枚の絵画は、今回、すべての作品の中で一番こころを動かされた。
この非常に小さい世界の中に、彼女の不安、恐れ、悲しみ、希望、夢のすべてがあふれんばかりに凝縮されている。
これぞ日本人的宇宙観だ。
MOMAは、その名の通り洗練されたモダンな作品が多く、クレー、カンディンスキー、ミロなどの作品とぴったり。
今日のブログのテーマは、ミロの「世界の誕生」から取っている。
これも小さな作品だが、その広がりはとても大きい。
この絵は、私の頭の中にある世界の誕生―――月・太陽・土星を土台としたホロスコープの構造―――の理解を助けてくれる。
と、なんだかんだ1日MOMAにいたわけだが、やはり時差の関係か夕方くらいになると、ものすごい睡魔に襲われる。
マティスのこの絵"DANCE"の前で、30分くらい完全にブラックアウトした。
環というのは何だろう。
このおもしろおかしな世界ってなんだろう。
能動的であれ、受動的であれ、望むと望まざると、それがいくら完全であろうと、やはり人はひとりひとり別の命であり、その集合体の中でそれぞれがそれぞれの踊りを踊っているのだなあ…
そんなことを考えながら、草間弥生の宇宙、ミロの宇宙がマティスの絵画に混ざり合い、私は完全に夢の世界に陥っていた。
その時、見た夢の話はまた今度。
さてと。
そろそろ講義に行かなくちゃ!