心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

水のグランドトラインの可能性

きのうルシエルさん!がコメントをくれたので、それを取り上げさせていただく。

うれしいなあ。

ルシエルさん、ありがとうございます!

ノエル氏のずばっとキャッチフレーズをつけるスタイルにやや抵抗があった僕ですが、それもまた、とてもアメリカ的なんですね。日本人は象徴の解釈に関して、芳醇な厚みが自然に備わっているように思います。ノエルメソッドの合理性をツールに、豊かな占星術を繁茂させることができればと思います。

まさに!

本当にそうですね。

これは、アメリカに行くと常に感じることだ。

日本人の解釈は、とても繊細で奥深く、人のこころに静かに寄り添うことができるものとなっている。

だから、アメリカから帰る時は、いつも日本人であることに誇りを感じることができるのだ。

あらゆるものは模倣から始まるというのなら、そこから自分の色を加えていくことを恥じることはない。

今日、TV番組で建築家・隈研吾が特集されていたが、彼がこんなことを言っていた。

「フランクロイドライトに憧れもしたが、彼だって日本の建築を模倣しているのだ」

芸術とはミメーシス(模倣)と言うアリストテレスの言葉も取り上げられていた。

また番組では、伊勢神宮では20年に一度、1300年前から繰り返されてきたという式年遷宮(社殿を造り替える20年に一度の大祭。正殿を始め 御垣内の建物全てを建て替えし、さらに殿内の 御装束や神宝を新調して、御神体を新宮へ遷す)が行われるとも言っていた。

それが繰り返されている理由は、この価値ある技術を継承するためと言われている。

それが丁度、今年に当たるという。

占星術的に考えれば、模倣を象徴するのは蟹座、そして価値ある伝統を継承するのは蠍座に対応する。

また、精神的なものを受け継ぐのは、12ハウス=魚座ということになるだろう。

そこで一連の水エレメントの完成ということになる。

さて。

グランドトラインが形成される2013年の夏までに、私はしっかりティルメソッドを模倣し、それを最良の形で継承し、そこに日本人的な精神性をうまく盛り込み、皆に伝えていきたいと思っている。

そこから、天王星的な普遍的原理に落とし込み、皆が等しく扱える形に発展させていけたらと思う。

そういった良い流れを作るため、まずはしっかり模倣の作業が必要となる。

ルシエルさんも書いてくれているように、ノエルの構築したメソッドは、やはり合理性が素晴らしいのだ。

よかったら皆さんも一度、ティルメソッドに触れてみてください。

あ、そういえば、ノエルのプロモーション用の写真が届いたので、それを載せておかなくちゃ。

おーっ!

若々しく写っているね。

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