心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

職業占星術講座を通じて アウタープラネットが教えてくれるもの

先日の職業占星術講座・第4回は、心理面を考えながら、職業の方向性を探っていくという作業をやった。

誰もが経験する、「私は望む道を進めていない」「何が望む道なのかわからない」という葛藤。

中年の危機を迎え、一緒に働く仲間に対し嫌悪の下にひそむジェラシーや願望を隠しつつ、もがき苦しむ様子。

そこからの大きな飛躍。

1年半のコンサルテーションを経て、どのように職業のチャネルにふさわしい方向を見つけることができたのか。

今回は、それをじっくり検証していった。

気づきと行動を起こす勇気は、彼女だけの特別な才能ではない。

誰もがその可能性を持っている。

冥王星冥王星のタイミングで得た力は、誰でも利用可能なはずだ。

自分の奥に眠る欲求に気づくこと。

人が重要なのではなく、自分がどのように生きたいのかといった目的に標準を合わせること。

冥王星冥王星は、うまくいかない現状を人任せにすることはできない。

そしてまた、他者に対し無関心でもうまくいかない。

それぞれの立場、それぞれの生き様の理解があってこそ、己の人生を切り開いていく力を得ることができる。

自分の力試しをするのには、これほど素晴らしいチャンスはない。

または、海王星海王星のタイミングは、エゴを手放し、流れに身を任せ、宇宙の真の意図を理解する寛容さが問われる時期になる。

一端、これまでの生き方を否定されるような大きな失望が訪れることだろう。

喪失の体験、とくに若さを失ったと感じるような幻滅の体験をすることがある。

「結局、自分はこの程度なのだ」と、パッとしない人生を嘆きたくなるような気分に打ちのめされたりもする。

それが人の必然なのだと理解した時から、人のこころの成長が始まっていく。

それを教えてくれたのが、親友Mとの会話だ。

「今の仕事はさ、特に自分のやりたいと思う仕事ではなかったけど、こうやって仕事もあって、人にも恵まれているんだから、そういう状況にもっと感謝しようと思って。だから、もう少し頑張ってみるよ」

状況を甘んじて受け入れること。

それも中年の危機における重要な気づきになる。

諦めとは違う。

今、置かれている状況の意図を知るということだ。

そこから、寛容さと愛が生まれてくるのかもしれない。

以前、好評だったアウタープラネットの記事。

同じようなことが書いてあるかもしれないけど、読んでいない人は是非!

アウタープラネットの人々

そして今日のねこたち。

急に寒くなったから、とても仲良ししている。

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