心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

【続】くまちゃん 金星=2ハウスはダイヤモンドの原石

昨日、たまたまティルのニュースレターで、2ハウスの「自己価値の感覚」について記事を書いたところでしたが、その後、生徒のMさんから、とっても素晴らしい2ハウス関連のコメントをいただいたので、皆さんとシェアしたいと思います。

Mさん、ありがとうございます!!

人それぞれ価値観も感覚も違うので、誰になんと言われようと、自分が本当に好きなものは大切にしていかなければと思いました。

そして、自分の気持ちを大切にすると、相手が大切に思っているものに気遣う気持ちも出てくるのだと気付きました。

そう思うと、自分が相手に飲み込まれることもないし、相手の良さも認められて、人付き合いも楽しくなってきそうな気がします。

これは、まさしく2ハウス―8ハウスのバランスですね。

そうです。

本当にそうだと思います。

Mさん、くまちゃん、大切に育てていきましょうね。

これからの活動、めちゃくちゃ楽しみにしています!

2ハウスはダイヤモンドの原石のようなもので、確かに「ありのままの私」であり、それにはとても価値があり、非常に大切なものではあるのだけれど、でも、2ハウスだけでは「石ころ」のままで、愛おしいけれど、それは自分にしかわからない愛しさだったりする。

次に獅子座~5ハウスの現場で輝く力を発見することになるが、まだまだ荒削りで、完成品ではない。

そこで、蠍座=8ハウスが登場する。

8ハウスは、2ハウス、5ハウスといったご機嫌な活動とは訳が違う。

人の価値観が入る、それにより自分が否定されることもある、プレッシャーもあり、痛みもある。

が、そこでもみくちゃにされることによって、素晴らしい研磨の体験、洗練の体験がある。

そして、最終的に11ハウスで、社会における「私」が完成する。

人からの賞賛も批判もあるが、それが最終的な「個性化」「本性」となる。

原石から、磨きのかかった年輪が刻まれる。

顔の皺に刻まれた、生きた証がそこに生まれるというわけだ。

なので、スタートは2ハウスだけど、2ハウスだけでは物足りない。

もまれもまれてゆく様子を、自己価値の中に見出せたら、そこに美しい輝きを見ることができるのではないだろうか。

ニュースレターでも紹介した、エドガー・ケイシーの言葉、「あなたの手にあるものを、知識として、力として、愛として用いよ」という言葉が鍵になる。

すでに手にしている自己の存在価値に光を与え、それらを他者に向けて解き放つこと

。それができれば、「私」肯定し、他者や社会との調和が生むことができるようになるのだ。

私も「自分が大切に思っていることを人からも大切にされると嬉しいのだな、ということがわかりました」というMさんの言葉を胸に、自分のものも、相手のものも大切にできるよう、これからも活動していこう。