心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

明日はカイロン東京 「職業占星術」は最近の私のお気に入り

なのです。

先日は、大阪で3回にわたって職業占星術やりました。

その時の話を以下、載せています。

この時と同じように、東京講座でも参加者の方のチャート、少し読ませてもらおうと思います。

明日は、職業占星術の新しい意味合いというか、立ち位置を考えながら、、「時代と職業」をテーマに講義を進めていく予定。

または、「私の適職は何でしょう」と質問してくる人に共通の特徴、人が職業を持つ理由など、広範にわたって、「職業と占星術」を考えていきます。

面白いです。

きっと。

そして、その後、職業占星術のテクニックを学んでいきます。

前のブログの記事に、私が職業占星術を通して伝えたいことが書いてあるので、読んでいない人はぜひ!

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今回は、参加者全員の職業分析をやりきることができましたが、ライブ、いいですね。

仕事に対する意識、職業の変遷、仕事に行き詰った経緯、隠し持っている野望、試してみたい可能性…

挫折や失敗、いろいろな時がありますが、仕事は「私」を試す機会です。

きのう、そんな話をしましたが、セラピーやカウンセリングというのは、「癒し」にフォーカスした技法です。

心理的に行き詰った人の問題や傷を癒すこと、また行き詰まりの原因、兆候、防衛的状態に焦点を当てるもの。

クライアントの不安を取り除き、「もう大丈夫」と言える状態に導くことが目標となっています。

だから、どうしても現場は後ろ向きの作業になることが多い。

そうなると、個人のデリケートな月的性質に意識が向きやすく、消極的な話し合いになることが多かったりします。

でも、職業というのは、個人の上に伸びていく性質を引き出していかなければならない。

「私は何者か」ではなく、「私は何を目指していくのか」という視点。

上向きの意識を伸ばしていくこと、それが職業占星術の最終目標になります。

で、私がなぜ、こんなムキになって職業占星術をやっているのかというと、この個人の「上向きの意識」をちゃんと見ていかないと、個人の像が曖昧なまま、子供の状態のまま、”今という心地よさ”の中に個人を置き去りにしてしまうのではないか、そんな懸念が働いたからなのです。

人にはいろいろな時期があるので、時には後ろ向きの話(逆行的なテーマ)をして、羽を休める時もあるかもしれません。

が、時には慣れ親しんだ場所から脱出して、自己を奮い立たせなければならない時もある。

なので、土台を安定させることで知る「私=IC」、上に伸びていくことで知る「私=MC」、このふたつの「私」があって、私が何者かが理解できるということだと思っている。

で、職業占星術は、来月からカイロン東京校でもやります。

●2日間集中 職業占星術講座で未来をクリエイトしよう(全2回)

日程: 2015年4月18日(土)スタート(4/18 5/16)13:00~17:00 会場:中野サンプラザ 

講座料:全2回25920円 

講座案内 世界全体が先行き不透明な状況下にある昨今。日本では、非正規雇用の拡大など働くこと生きることの困難さが増しています。ビジネス書のコーナーには「未来の働き方を考える」「ワークシフト」「あと10年で消える職業」というタイトルの本が並び、望むと望まざるとにかかわらず、時代に合った働き方を考えていくことが必要となってきました。それに伴い、産業カウンセラーキャリアプランナーといった肩書の職業が注目されてきています。

私たち占星術を学ぶものとしても、新しい時代に合った「職業」を提供していくことは、今後さらに重要になっていくことでしょう。

職業占星術は、個人の可能性に着目する技法です。ネイタルチャートの表示を、より「未来」に向け読んでいくことになります。これからの時代を考えつつ、より明るい未来を創造するサポートとなる、有用なテクニックを学ぶことを目標としています。ミッドポイントやオリエンタル天体など、新しい技法を取り入れながら、「主体的に築く未来」可能にする職業を考えていきましょう。

第1回 

・マンデーン占星術を用いて、これからの職業を考える

・ミッドポイントやオリエンタル天体など細かなテクニックを取り入れながら、しっかり職業占星術の技術を身につけよう

第2回 

なぜ仕事に行き詰ってしまうのか。心理占星術的観点から見た問題とともに、個人の未来を拓く力を強化しよう