心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

満月とかセクシュアリティとか 時は流れ、文化は移ろう

IMG_3018.jpgオイリュトミーの帰り道、月があんまりきれいなので、アルゲリッチドビュッシーを聴きながら、遠まわりして新宿から歩いた。

振り返ったり、未来を夢見たり、誰かに思いをはせたりしながらてくてくして、こころをたくさん見てみた。

この満月の流れ、時期読みパーフェクトマスター講座の大阪クラスの方とは、この月の流れ、一緒にイメージづくりをしましたね。

覚えていますか?

今回の流れ(4/16新月からスタート)は、自国の、自社の、自分自身のIC=アイデンティティの見直しをする流れには持って来いだと。

自分の意見や考え、それに基づいた生き方の見直し。

そんなことを考えるのにとてもいいサイクルになりますねと。

この流れは、山羊座の調整にもとても役に立つ流れなので、4/16からの新月の流れを大切に過ごしましょう、そんな話。

新月時に感じた心の動きとその行動はどんなものだったのか?

上弦の月には、どのような衝動があり、どんな理解が進んだか。

そこを踏まえての満月。

うーっ!なかなかドラマがああるねー。

これだから占星術はやめられない!

9日(水)の時期読みパーフェクトマスター講座でもこの話を振り返ります。

ぜひ、答え合わせをしましょう。

昨日の時期読みパーフェクトマスター講座では、セクハラ問題の話から、女性のセクシュアリティへの意識はどうなっていくかという議論にまで話題が及んだ。

男性の生徒さんからの「牡牛座天王星時代、これからの女子はどうなっていくか」という質問に対し、参加者の女子(&私)が真剣に答えを探していったわけですが、なかなかどうして深い議論ができましたね。

私の経験もたくさん話させてもらいました。

大企業から考えるジェンダー問題、女性が求める社会的立場、女性であるということ、そんなことを議論してみたわけですが、私のようなフリーランスの立場を長く続けていると、セクハラ、パワハラよりも、そもそも「生き残る」ということが第一の懸案事項なわけで、「使える武器は惜しみなく使って生きる。その責任は自分で取る」というのを繰り返してきたし、そしてこの世はやっぱり「It's a Man's Man's Man's World」なので、同じ能力だったら男の方が100倍有利なのも知っているし、だから、男の3倍は努力しないと生き残っていけないこともわかっていて、その状況は20年前と驚くほど何も変わっていない。

業界を問わず、信じられないほど未熟で、信じられないほど幼稚なセクハラ&パワハラをする男性に死ぬほど会ってきた(冗談にならないセクハラもあった→自民党議員)けど、生き残っていくためには、男女問わず、能力を認めてもらうしかなく、そして多くの場合、男性の方が私の能力を正当に評価してくれ、引き上げてくれたことは間違いない。

たとえ文化や価値観が変わったとしても生理は変わらないわけで、セクシュアリテとどのように折り合いをつけるかは、やはり個人の生き様、人生の目的意識にかかっているのではないかと思う。

が、この文化が変わっていくことが男性には恐怖だったり、面倒に感じたりするようだけど、これは致し方ない。

女性だって、もし多くの権利を獲得することになれば自分たちの首を絞めることだってある。

変化と創造には、いつだって責任が生じる。

権利を主張することで、さらなる努力が課せられることもあるわけだ。

天王星が牡牛座に入ることを考えたら、ますます火星意識が必要になるだろう。

まずは、牡羊座火星の意識。

自分が弱い立場にいると、搾取されていると感じているなら、まず自分の力で世界をマネ―ジしていると感じること。

何かに、誰かにしがみつくのはやめ、どんな状況でも自分は何とかやっていけると信じること。

それができたら、次は蠍座火星の意識。

自分の意見に固執し、自分たちの生きたいように生き、楽しみを自己完結させたら、生み出すものも生み出せない。

物質で世界を満たしても、心はいつまでも満たされない。

人とともにつくる世界、共存の世界を模索すること。

そんなふうに象徴をとらえてみるといいかな。

昨日の講座では、そんな話をさせてもらいました。

時期読みパーフェクトマスター講座の最終回でも、また未来の話、していきましょう。