心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

【火星】社会からも、自分自身からも疎外された自分を取り戻す闘い

火星ワークショップ蟹座期にご参加の皆さま、ありがとうございました。

今回、一番伝えたかったことは、

子供でも大人でも、これまでの環境や関係性、またはこれまでの不甲斐ない自分自身の生き方に対しNO!を突きつけたくなったとき、自分の存在をもっと強く実感したくなったとき、社会からも、そして自分自身からも疎外されている、わかってもらえていないと感じたとき、火星は自分らしくあるために、自分を取り戻す闘いを挑もうとする。

それがそもそもの火星の力なのではないだろうか、ということ。

だから、その必要性を感じられないときは、火星なんか引っ込めて、みんな仲良く、調和的に金星っぽいことをやって暮らしていればいい。

でも、「いや待てよ、私はそんな人間じゃないはずだぞ」という反発、葛藤、不自由さ、違和感がやってきたとき、それがどんなに人から見てただの反抗期、ただの夫婦喧嘩、ただのふくれっ面やわがままに見えたとしても、それは自分自身を取り戻そうとするエネルギーであるし、自分らしくあろうとする闘いに挑もうとしているはずなのだ。

だから、心の動きに、ちょっとしたネガティブな反応に敏感にならないと、誰が自分の在り方を守ってくれるというのだろうか?

自分を押し殺してでも、周囲の人たちとうまくやるだけが幸せなのか?

変わった人だと思われないように、自分に嘘をついてでもうまいことやったほうが得をするのだろうか?

時々は、自分をちゃんと取り戻しておかないと、ただ自分の心をごまかし続け、結局、自分自身は自分から疎外されたまま。

人とも、社会とも、そして自分自身とも折り合いがつかず、どう生きるべきか、どうしたら幸せになれるのかと考え続けることになるのではないだろうか。

または、タロットカードの「Ⅳ法王」-「ⅩⅥ塔」のカードを用いて、人は知らず知らずのうちに他者の価値観やニーズにあおられ、自分の安全地帯の領域を超え、結局、自分自身の欲求を見失ってしまうという話。

適切な場、活動、範囲を守り、自分のエネルギーの流出を防ぐこと。

それが、自分を知るといううえでも大事になるかもねーというお話しでした。

ワークショップの後、「今回は何かホームワークのようなものはないんですか」という質問をいただきました。

近々、「陰陽の理解を深めよう!」という追加動画を撮る予定なので、その時、何か皆さんにお伝えできるかもしれません。

ということで、第2ステージのスタートである蟹座期は、ネガティブなものに丁寧に反応しながら、”今”にふさわしい環境づくり、活動、関係性を整えていきます。

ここでよい環境が整えば、次の獅子座でポジティブな自分を感じ、”今”にふさわしいパフォーマンスが向上します。

そのための重要な土台づくりが進んでいくといい。

大事な第2ステージ。

自分を取り戻す旅を着々と進めていきましょう!

あ、2021火星ワークショップ・蟹座期、まだ観てない方はこちらのサイトからお願いします!

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ちなみに、次回の蟹座期ふり返り会は、6/3(木)、獅子座気ワークショップは6/11です。

皆さんの蟹座期のお話し、楽しみに待っています!

nico