2日間集中講座に参加の皆さま、本当にお疲れ様でした!
シェアハウスから女ののど自慢まで様々な話題が飛び交い、現場で使える技術を学びたいという方も多く参加してくれて、私にとっても心理占星術の魅力を再発見できる2日間となりました。
楽しかったですね。
にゃんたちもめちゃくちゃかわいがっていただいて、ありがとうございました。
次回は、このまま引き続き実践読み講座に入ります。
生きた象徴を使い、生き生きとした人物像を描いていく。
ホロスコープ全体から、ひとりひとりに合った人生の物語を紡いでいく。
心理占星術の実践読みは、そんなドラマチックな作業が中心です。
そして同時に人間のおかしみ、いとおしさ、悲しみや喜びを学んでもらえたらと思っています。
実践読みも楽しく学んでいきましょう(おそらく、9月3日(土)13時のスタートの予定です。また追って皆さんに連絡します)。
どうぞよろしくお願いします。
って、もう8月だよ。
今年もあと5カ月なんだね。
早いね。
残り5カ月というと、1年のうち7カ月が過ぎたということなる。
占星術のサイクルだと7カ月とは金星の公転周期(225日)に当たるわけだ。
ひとつの考え方として、つまり7か月というサイクルは、金星の「私の存在のあり方を確認するために、一度立ち止まって考えるのにいい時期である」と提案することができるかもしれないということだ。
または、もっと単純に「好みや価値観を明確にすることで、私という存在を楽しむことができる」と考えていいいかもしれない。
7カ月目とは、そんなサイクルだ。
このようにして、占星術には天体の公転周期というサイクルのとらえ方がある。
公転周期とは、ある天体(月なら地球の、他の惑星なら太陽の)の周囲を一周するのに要するサイクルのこと。
私の講座に出ている人たちにはおなじみ(集中講座でもじっくりやりましたね)だけれど、私はこの「公転周期」によってライフサイクルやスケジューリングを考えるのがとても気に入っている。
短いスパンでのお気に入りは、太陽のサイン移動の周期30日と水星の公転周期の90日。
このふたつのイメージ――目的と意図――を組み合わせることで、ここ3か月に何ができるのかをイメージする。
月ではなく太陽でサイクルを考えるというのは二十四節気と似た考え方になるだろう。
こちらのほうが季節や意識的な創造性のリズムを取りやすい。
このサイクルをベースにして、1年全体の流れをとらえる。
そして1年は、
①太陽の公転周期
②2年の公転周期の火星の半周分
③12年の公転周期の木星の1サインの移動分
と、この3つの天体のイメージで組み立てることができる。
もう気づいた人もいると思うけど、つまりこのとらえ方は、火エレメント(太陽=獅子座、火星=牡羊座、木星=射手座)的なエネルギーの使い方―――目的意識、モチベーションの維持、自己に嘘のない生き方などをイメージし、エネルギーを配分することを理想にしている。
この3か月~1年の短いスパンをリズムよくスケジューリングすることで、生き生きとした炎によって人生を照らせるようになるわけだ。
その先に、7年、12年、28年という目標達成のための長いスケジューリングをイメージしていく。
先月から、勉強会ではスケジュールの組み立て方ということをやっている。
今月もそれやります。
その前に時間的志向なんかもやれたらいいかな。
今、基礎講座に参加してくれる方々も、一番最初にやったこの”公転周期”の考え方を見直してみてください。
いずれ、トランジットや未来予測で役に立つはずです。