心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

月の影に隠れて生きるのも太陽を目指すのも、It's up to you.

「家で楽しもう!」というコンテンツも急速に増えて

それはそれで悪くないし、必要としている人もいるとは思うのですが、

外からもたらされるもので楽しみを見出しても限界が来てしまうような気がして、

積極的に触れていません。

 

そんなことよりも、自分の内面を自分の力で健全に持ち直すことが重要だと思い、

今回の講座を受講しようと思いました。

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Sさん、ありがとうございます。

 

「心の健康を守る心理占星術勉強会」の感想、続々いただいています。

みなさん、それぞれに考えることがあったようですが、いくつか注意点をお伝えすると、まず、講座中にもお話ししたように、シャドウに自分で気づくのはそんなに簡単じゃないということ。

なぜなら、自分で見たくない姿でもあるので、そうそう自分の力だけでは気づけないのです。

 

また、ネイタルチャートでの月裏探しもそんなに簡単じゃないです。

皆さんから、「これが私のシャドウでしょうか」というメールをいただいていますが、このサイン、このエレメント、この天体のほうがシャドウかな、というのは人それぞれ独特に出ているような気がします。

今度は、その見つけ方の勉強会をやってみてもいいかもしれませんが、もしわからなかったら私に質問してくれたと思います。

 

ただ、多くの人の場合、太陽そのものがシャドウになっている気がしました。

月に隠れちゃって、太陽が見えない。

受動的に光が当たる月のことばかり意識して、自発的に光を作り出すことができない。

 

誰かが何とかしてくれる日をひたすら待ち続け、「したい」「~ほしい」「~なりたい」と手に入らない欲求だけをひたすら持ち続ける。

 

だから、誰かの太陽に投影して、自分の人生をどこかに追いやってしまう(で、シャドウになる)。

そうすると、自由に好き勝手やっている人にイライラし、自分の天命を生きている人に憧れる。

 

私の講座で何度も何度もお伝えしていますが、私の真の欲求=月は、太陽=公的表現をやらないと絶対にわからないということ。

自分を生きたとき、はじめて自分の欲求がわかり、自分の生きる目的がわかる。

だから、苦悩して自分を生きてみるしかない。

 

月を超えて、太陽系へと向かう。

自分と付き合うのは、本当に大仕事なのですね。

 

参加してくれた方で「私のシャドウって…」という質問がありましたら、ぜひ連絡してください。

 

で、昨日の勉強会のこと。

いやー、かなり集中しましたねー

ライブ参加の方々の多くが熟練者ということもあり、久々に脳の筋肉がわしゃわしゃ活動した、いい勉強会になりました

…がネイタルチャート&ミッドポイント分析をするのにはちょっと時間が足りなかった!

今度は、一人一人をもっと丁寧に見てみいきたいですね(ミッドポイントも、もう少し復習したほうがいいかもね)。

 

今回は、参加者の方が見たいと言ってくれた、またはゆかりのある面々――山中伸弥教授、宮田裕章氏、オードリー・タン、北海道の鈴木知事、レディ・ガガをリーディングして、「今、求められている資質」について考えてみました。

 

それぞれの個性とともに、こういう危機的状況の中で「自分を貫く」というのは、このような力が必要になってくるのではないか。

このような力こそ、個人を超えた存在として社会と手を組み、より大きなビジョンを手にすることになっているのではないか。

 

今回は、そういった仮説にまで着地できたのではないかなーと思っています。

個人のチャートを見た後、少しだけアフターコロナに向かう準備として、次の夏至までに磨くべき感性、これからの未来を生きるために身につけておくべき感性の話をして、勉強会は無事終了となりました。

 

参加者の方たちの発言により、よい発展的で充実した内容となった勉強会。

次回は、1、2人の方のチャートをしっかり読んでみるのとともに、自分たちの「力探し」をしてみようかなと思っています。

つびーからは、もう少し政治家も見てみたかった!という要望もいただきました。

 

5月になったら、また状況も変わっていると思うので、その時、また新たな視点で見てみるのもいいですね。

次回の勉強会も頭に刺激を入れていきましょう!

 

アフターコロナの話になったとき、私が最近、何をするにも頭に浮かぶフレーズとして、”It's up to you.”というのがあるという話をしました。

「あなた次第ですよ」という意味だけれど、その背景には「すべてあなたの責任である」という強い意味がある。

 

自粛するのもしないものあなた次第。

怠けるのも、

楽しむのも、

モヤモヤするものあなた次第。

誰かに手を差し伸べるのも、誰かの手を借りるのもあなた次第。

 

どうなっていくかわからない状況下で、結局、すべては自分次第なのだ。

まずは自分で自分の人生に意思を持ち、責任を持つ。

 

これが、月を超え太陽を生きることの入り口、まずはASC=牡羊座=火星になるのではないかな。

その辺の話、その後、どうなったかみんなでシェアできるといいなー

 

今日は新月

月をわきに置き、未来のことを考えるのにふさわしい夜ですね。

 

それぞれの夏至までの2か月、ぜひまた話を聞かせてください。

 

nico