心理占星術と未完成な日々┃nicosmic life

自分自身が納得できる人生を歩むために、ホロスコープの構造を利用する

不信は続く、信念は揺らぐ、自信なんて少しもない、それでも…

今日は、19:30から火星サイクル牡羊座第1期の振り返り会です。

ZOOM上で25名ほど集まり、火星サイクルについて考えます。

最初に私から、「サイクルとは」という話、そして逆行期へと向かうための準備などの話をさせてもってから、ぼちぼち話をしていきましょう。

人前で話をするのは緊張しますが、ナラティブ(自己語り)は自己像を確認するための大切な作業になります。

よかったら、ぜひ私に、そしてみなさんに声を聞かせてください。

後ほど、楽しみにしています。

 

そして、次に「小惑星準惑星=ケレスの象徴を考える勉強会」の感想、続々いただいています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

わたしにとってあの体験はこう繋がっていたんだなぁと今書いていて実感しています。

嘆き悲しんだ冬の時代として終わっていた物語が、ようやく今、自分のケレスの(成長)物語として生まれ変わっていっている…そんなひとつの癒しの体験をケレス勉強会を通じて得られた気がしています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その後、8/28にも、ケレスの天文ニュース「準惑星ケレスの地下に巨大な海が存在か!」が届いていましたね(いみじくも安倍さん辞任の日!)。

地下とは、まさにデーメーテールとコレーの神話そのまま、奥にしまわれていたものが表出するタイミングだったのかもしれないですね。

 

ゼウスに引き裂かれ傷ついた女性性。

そこにあるにもかかわらず、ないものにされ放置された心の傷。

交渉し、自分なりのシステムをつくり上げていく様子。

その人それぞれの内なる痛みと諦めのプロセスを聞かせていただき、私自身、新たな象徴理解につながりました。

 

「その体験をどう生かすのか」

ここまで考えられないと意味がないので、そこのところ、次回の勉強会でもう一度考えてみたいですね。

他の小惑星もやってほしい!ということなので、次回、やってみましょうか。

実際、4つの小惑星をエレメント的に考えてみてもいいかなーとか、成長段階のある側面としてそれぞれをとらえてみてもいいかな―とか、アイデアいろいろ浮かんでいます。

ぜひ、まとまったらまたやりましょう!

 

前置きが長くなりましたが、最近、調子が悪い、調子が上がらないという話を聞くことが多いので、チラッとだけその話を。

全体の配置を見てみても、やっぱり2019年12月3日から山羊座入りしたフォール(-4点)の木星の存在が気になります。

 

木星山羊座入りしたころから、世界全体にナショナリズムや経済的な頭打ち感、グローバル化の限界といったムードが急速に起こり、そこにコロナがやってきたという流れは記憶に新しいです。

個人も企業も、このあたりから大きく失速、減退、縮小傾向がみられるようになりました。

 

これまでの様式では、もう通用しなくなった。

だから、新しい生活様式ニューノーマルに向けて、私たちは、さらなる再建をしていかなければならない。

 

今、調子が上がらない人(去年末から調子を落としている人)は、心のどこかで昔の様式=成功体験に縛られている、もしくは懐かしんでいるかもしれないし、大きく意識を変えなくても「そのうちなんとかなるだろう」とどこかで高を括っているかもしれないし、そもそも射手座=木星タイプの人は低空飛行を得意としないので、士気が上がらず、くさくさしているのかもしれない。

 

山羊座木星は、速やかに低迷の時代にサイズを合わせることを要求している。

これまで時代の恩恵を受けてきた人は、かなり窮屈な思いをしているのだろうけど、自分サイズを受け入れられれば、案外と気楽に過ごせる。

 

けれど、こんな社会だ。

首相はいきなり辞任する。

国民のためではなく、党員のためだけの政治=システムの中で総裁選びが勝手に進んでいる。

木星がエネルギーとしている「信念」「信頼」は完全に揺らぎ、未来に対し、希望の持てるビジョンを描くことができなくなっている。

 

破たん、失業者が量産されると言われる時代、だったら腐らずに、自分のできる範囲で生き、自分のできる範囲で貢献的に生きることが必要なのではないか?

それがフォール木星のささやかな希望なのではないか?

そんなことを感じながら、自分のやれることを粛々とこなす日々を生きている。

 

unnamed (2)

 

これは8/29(土)21:50の天空、見た人も多いかな。

月、木星土星が仲良く並んでいますね。

ニューノーマルな生き方していく覚悟。

そろそろ本気で、新しい自分を生きよう、自分なりに新しい希望を見つけようと、空を見上げて思ったりして。